本日の一品
4ポート全部Type-Cの充電器で、順番待ちが一気に解消!
2024年5月22日 00:00
USB Type-Cポートのデバイスがどんどん増え続けている。それとともにデバイスに付属する充電ケーブルも、両端がType-Cのものが多くなってきた。このままいけば、きっとType-Aポートは充電用としては絶滅するに違いない。
てなわけで、時代を先取りするべく4つあるポート全部がType-Cポートの充電器、「Anker 547 Charger」を購入した。ただ「先取り」と言いつつも、実のところ製品発売は2022年なので最新モデルというわけではない。今はもっとコンパクトで高出力なモデルも登場している。でも、これがいいのだ。
筆者的にポイントとなったのは、出力と数のバランスの良さ、それと充電器自体の形状だ。4つあるポートはそれぞれ最大100/60/20/20Wというスペックで、トータルの同時最大出力は120Wとなっている。
1ポートのみ使うときは最大100W、4ポート同時に使うときは最大50/30/20/20Wに制限される。それでも、50Wというのは大半のUSB PD対応ノートPCの充電が可能な出力だ。
筆者の場合、ノートパソコン、スマートフォン、イヤフォン、スマートウォッチの4種類が普段使いしているデバイスで、今やそのいずれもがType-Cケーブルによる充電ということになってしまった。複数同時に充電するタイミングも少なくないので、これまでだと充電の順番待ちが発生することもよくあったのだ。
でもType-Cが4ポートあって同時使用もできる本製品なら、そんな悩みも1台であっさり、すっきり解決できる。ノートパソコン(MacBook Air)は50Wもあれば稼働させながらでも充電されるくらいだし、スマートフォン(Google Pixel 8 Pro)は30Wが上限なのでジャストフィット。
イヤフォンとスマートウォッチはせいぜい数Wだから、この2つは20Wのポートで充電すれば問題ない。これで日常の充電の悩みからすっかり解放された。
でもって、もうひとつ重要だったのが充電器の形状。デスク周りで充電することを考えたときに、充電器自体の電源を長いケーブルで供給するタイプであることは筆者としては必須だった。
Ankerの最新の充電器は軒並みウォールチャージャーで、コンセントに本体のプラグを差し込むタイプだが、これだと壁コンセント付近からUSBケーブルを長く延ばさなければならない(電源タップを使うとそれはそれで邪魔)。
充電器本体は電源ケーブルで壁から離して設置し、その先のUSBケーブルは短いものを使えるようにしたい、という場合、本製品のような形状でなければならない。両面テープが付属していることからもわかるように、たとえばデスクの天板裏などに貼り付けて充電器を目立たせない、といったスタイルも想定されていて、設置に工夫の余地があるのも大事な点だ。
もちろん、今のところはまだType-Aなコネクタのケーブルで充電する機器もギリギリ残ってはいるので、既存の充電器がすぐに不要になるわけではない。けれど、とりあえず日常的に充電するデバイスについてはこれにて「上がり」。
USB PDの240Wで充電が必要なデバイスとかが我が家に現れない限り、今後数年はメイン充電器として活躍してくれるはず!
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
Anker 547 Charger (120W) | Anker | 9990円 |