本日の一品

ゲーミングなパソコンの移動、メンテナンスが楽ちん、高さ調整も可能な片持ちPCラックを買った

 デカいことはいいことだ、というわけで、仕事用のメインパソコンはどデカい自作フルタワーである。パフォーマンスも拡張性も、冷却性能もバッチグーなのだが、時々困ってしまうのが、やっぱりその図体のデカさと重さ。床に直置きしているとホコリが溜まるので時々掃除したくなるのだけれど、デカすぎ&重すぎで動かすのもひと苦労なのだ。

 そこで導入したのがこのパソコンラック。デカいデスクトップパソコンを余裕で載せられ、キャスター付きで移動しやすく、しかも天板に物を載せられるもの、という条件で探してみると、ほとんどこれ一択だった。パソコンラックというよりミニデスクという雰囲気かもしれない。

購入したパソコンラック

 パーツがバラバラになった状態で届くので、組み立てからスタート。といっても10分程度で完成し、あとはパソコンケースの高さなどに合わせて天板の高さを調節するだけだ。支柱を伸縮させて高さを5段階(ノブで固定せず最も低くした状態も含めれば6段階)で変えることができ、土台から天面までは実測43~79.5cmの範囲になる。土台自体の高さは約10cmなので、床から天面までは53~89.5cmという感じ。一般的なデスクに近い高さ(約74cm)にも調節できるので、デスクエクステンション的な使い方もできるだろう。

パーツで届くのでまずは組み立てから
完成形。これは最も低くしたところ

 サイドには有孔ボードっぽいブラケットを装着できるので、長くて余ってしまったケーブルを結束バンドなどで留めてもいいし、付属のフックを組み合わせて電源タップを固定するのもいい。キャスターで移動しやすく、掃除したくなったときにギックリ腰覚悟で挑むようなこともなくなる。ロック機構付きで、普段はキャスターが回らないようにしておけるのも気が利いている。

支柱の途中にある2つのノブを緩めて高さ調整
サイドに取り付けたブラケット。付属のフックと組み合わせれば電源タップを固定しやすい
キャスターはロックもできる

 そして何より、自作パソコンユーザーとして見逃せないのが片持ち構造で一方の側面に遮るものが何もないこと。パソコンケースのなかには側面がガラスになっていて内部をいつでも覗けるようになっているものがあるが、このパソコンラックならフレームなどが邪魔になって内部を覗けない、なんてことがないのだ。ここは光るパーツで装飾しているユーザーにとっても重要なポイントだと思う。パソコンのサイドパネルを取り外してメンテナンスするのも楽々で、頻繁にパーツをアップグレードする人にもおすすめだ。

フルタワーのパソコンを載せた。そのままの状態でサイドパネルを外してメンテナンスも可能
パソコンをやや前寄りにしているのは、パソコン天面のポートにアクセスしやすくするため

 天板には付属のデスクマットを載せて使うこともできる。素材としては表面の滑らかな、ゲーミングなデスクマットによくあるタイプ。使っているデスクが狭いときにマウス台として活用するのも良さそうだ。

ぴったりサイズのデスクマットも付属
メタルなロゴステッカーも付属するのだが、なんとなくダサ……ゲフンゲフンなので未装着
製品名発売元販売価格
昇降式 L字デスクU-POWER1万2800円