本日の一品

テレビ会議中に回りから声を掛けられたくない人に贈る「USBリモート会議ライト」

 自宅はもちろん会社でも、パソコンの画面を見つめたまま押し黙っている相手に声をかけたところ、テレビ会議やセミナーに参加中だった……というのは、日本のあちこちで昨今増えつつある光景だろう。特に自宅の場合、オフィスと違って気軽に使える別室があるとは限らないので、こうした事故が起こりやすい。

本体とUSBケーブルがセットになっている。ラインナップは全6種類

 そんな時に便利なのが、今回紹介するUSBリモート会議ライトだ。これはテレビ会議に参加中であることを周囲に知らせるための手のひらサイズのライトだ。ノートパソコンの上に取り付けてUSBケーブルをつなぐと派手に発光するので、近づいてきた人の目に否応なしに飛び込んでくる。結果として、冒頭のような事故も防げるというわけだ。

「通話中」という文字が大きくプリントされている
本体はフラットな形状。スイッチ類は一切ない
側面のmicroUSBポートにケーブルを接続して給電する
クリップでノートパソコンやディスプレイ上部に装着する

 「会議中」という文字はがあらかじめ埋め込まれており、ユーザーの側でできるのはライトのオン・オフのみ。ノートパソコンへはクリップで取り付ける仕組みだ。本体側面にUSBポートがあり、電力はパソコンから供給する。ケーブルが真横に突き出る状態になるのがやや煩わしいのと、ケーブルが旧来のmicroBなのは残念だが、そう目くじらを立てることでもないだろう。

ケーブルをつなぐと派手に発光する。近づいてきた人の目に入りやすい

 この製品、ガシャポンでのみ流通しており、「会議中」「通話中」以外に「謝罪中」という、よりピリピリした状況向けのタイプも用意されている。またライトとして利用可能な無地のタイプもあり、こちらはテレビ会議で顔を明るく照らす用途にぴったりだ。

相手から見える向きに取り付けておくとなおわかりやすい。これは「謝罪中」
シンプルなライトとして使えるバリエーションもある

 2021年に発売されたこの製品、本稿執筆時点では都内ではちらほら見かけるが、いつまで流通しているかは定かではなく、すでに終息に差しかかっている可能性もある。量販店でアクセサリーとして売るほどではないものの、ちょっとした不便さを埋めてくれるこのグッズ、興味のある人はぜひ近所のガシャポンで探してみてほしい。

製品名発売元実売価格
USBリモート会議ライトバンダイナムコ300円