本日の一品

お試しに最適、わずか220円で買えるダイソー製の首掛けスマホホルダー

 手元で行っている作業をスマホで録画したい場合に便利なのが、首掛けタイプのスマホホルダーだ。これがあれば、録画ボタンを押しさえすれば、あとは手元での作業をハンズフリーで録画できる。動画配信がブームになるにつれて増え始めたこの種のグッズ、最近は家電量販店での取り扱いも多い。

ダイソー製で価格は220円

 今回紹介するこの製品は、ダイソーブランドであることからもわかるように、わずか220円という低価格で入手できる首掛けホルダーだ。あくまでもベーシックな機能にとどまっており、プラスアルファの付加価値はないが、機構上の目立った相違は見られず、こうした首掛けホルダーを試してみたいというニーズにはぴったりの製品だ。

本体はABS樹脂製。ホワイトのほかにブラックもある
ホルダー部。幅5.5~8cmのスマホを挟み込める
iPhone 13 Pro Maxほどの幅であっても余裕で挟める
最大180度回転させられる
ネックバンド部には切れ込みがあり、ここを広げて首にかける

 使い方は、先端のホルダーを広げ、そこにスマホを挟み込むだけ。対応するスマホの幅は幅5.5~8cmということで、たとえば現行のiPhoneの場合、iPhone 13 mini(64.2mm)からiPhone 13 Pro Max(78.1mm)まで、いずれもこの範囲に収まっている。実質的に、ほぼすべてのスマホに対応すると考えてよいだろう。

 スマホを挟み終わったら、あとはネックバンド部を首にかけ、スマホの角度を調節するだけ。ネックバンド部は後ろに切れ目があるので、わざわざ頭の上からかぶらなくとも、左右に引っ張るだけで首にかけられる。成形時に生じるバリが残っているなど品質は高くはないが、神経質にならなければ、実際の使い勝手については特に支障はない。

首にかけた状態。自撮りはできず、正面にある物体を撮影するのみ
スマホが重いとネックバンドの切れ込みが広がって外れそうになるのが欠点
横から見たところ。顔との距離が短いので撮影中は画面がギリギリ見える程度

 ネックバンドに締め付けるような機構はないので、かけた状態で歩いたり走ったりすると激しく揺れることは欠点だが、これらはどの市販品でも同じだろう。ただしあまり重いスマホを取り付けると、ネックバンドの後部が開いて落下しそうになるので、ケースごと取り付ける場合など、重量がある場合は要注意だ。

 こうした万人向けでない製品はなかなか100円ショップに登場することはなく、それゆえ本製品はレアな存在といえる。手頃な価格ゆえ、これまで製品を試したことがなかった人に、まずは入門用としての利用をお勧めしたい。

製品名発売元実売価格
首掛けスマホホルダーダイソー220円