本日の一品

荷物を増やしたくない出張や旅行に最適、最大20WのUSB PD充電に対応、Aポートも搭載したUSB充電器

 普及が進むUSB Type-Cだが、従来のType-AことUSB Standard-Aポートは、今もなおあちこちに残っている。外出時に携行する手持ちのデバイスも、USB Standard-Aと、USB Type-Cの両方が混在しているケースは多いのでないだろうか。

 こうした状況下で、外出先で充電が必要になった場合、USB Standard-Aポートと、USB Type-Cポート、どちらも搭載した充電器があると、あらゆる使い方に対応できて重宝する。今回紹介するEpeiosの「PA222A」は、まさにそのような製品だ。

USB Standard-Aポートと、USB Type-Cポートを各1基ずつ搭載する
アップル純正の20Wアダプター(右)とのサイズ比較。ほぼ同等サイズだ
奥行きもほぼ同じだが、プラグを折り畳めるぶん本製品のほうがコンパクトだ

 ボディはキューブ型で、スマホに付属する充電器と変わらない大きさだが、本製品はこのコンパクトなボディに、USB Standard-Aポートと、USB Type-Cポート、2つのポートを搭載している。これならば、その日持ち歩くデバイスに合わせて、Type-AとType-Cのどちらの充電器が必要か迷うことなく、気軽にバッグの中に放り込んでおける。

 USB Type-Cポートは、急速充電規格のUSB PDに対応しており、最大20Wまでの急速充電が可能なので、多くのスマホでは、MAXのスピードか、それに近い速度で充電が行える。ノートパソコンのACアダプター代わりに使うにはパワー不足だが、スマホやワイヤレスイヤホンなど、外出先に持ち歩く小型デバイスであれば、たいていはまかなえるはずだ。

背面のプラグは折りたたみ式。持ち歩きを想定した仕様だ

 具体的な利用シーンとしては、宿泊先のホテルで、ベッドの枕元にあるコンセントに挿して使う用途が挙げられる。枕元で充電器を使う場合、あまりにもサイズが大きいと自重で脱落しそうになったり、就寝中に手に当たって抜けてしまいかねないが、手のひらサイズの本製品であればそうした心配も少ない。

ケーブルを挿してもこれだけの奥行きで済むので、ホテルのベッド脇のコンセントに挿しても自重で脱落する恐れが低い
スペック的には必要最小限だが、手のひらサイズのボディでスマホを最速充電できる最大20WのUSB PDに対応、かつStandard-Aポートも搭載と実用性はピカイチだ

 外出先に持ち歩くためのUSB充電器は、これから先、複数のUSB Type-Cポートを搭載し、なおかつ30Wクラスの出力を備えた製品が求められるようになるだろうが、現時点ではAとC両方のポートを備え、かつコンパクトさを維持した製品こそが最適解と言える。プラグも折りたためるこの製品、持ち歩く荷物をなるべく減らしたい人にオススメだ。

製品名発売元価格
PA222AEpeios1999円
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