本日の一品

急速充電と持ち運びやすさを兼ね備えたモバイルバッテリー、アンカー「PowerCore 10000 PD Redux」

 スマートフォンや携帯音楽プレーヤー、タブレット端末など、バッテリーなくして生活が成り立たない世の中、当然ながら残量が減っていくバッテリーは充電しないといけません。

 そんな中、おそらく世界中で起こっている悲劇は「お出かけ前のスマートフォン電池切れ」(端末違いなど諸派多数)だと思います。

 そんなときに助けてくれるのが、大容量のモバイルバッテリー。モバイルバッテリーさえあれば、お出かけ中やお出かけ先でも充電できるので、こういった悲劇をカバーできます。

 ただし、カバーできないケースも当然あり、「スマホもモバイルバッテリーも残量が少ない」ケース。このようなケースでは、手の施しようがなく、お出かけ先で充電のためにネットカフェに立ち寄ったり、街ナカのバッテリーレンタルスポットに駆け込まなければいけません。

 大容量モバイルバッテリーの弱点はもう一つ、充電速度が遅いということがあります。お出かけ先で運良く使えるコンセントを発見しても、充電が遅いばかりにずっとコンセントの前に張り付くことはできません。

 そんな中、アンカー(Anker)から急速充電対応の大容量モバイルバッテリー「PowerCore 10000 PD Redux」(1万mAh)が発売されました。

「PowerCore 10000 PD Redux」。パッケージには本体と収納ポーチ、USB-Aアダプター付きのUSB Type-Cケーブル、取扱説明書などが付属します

 手にとってまず感じたのは「小さくて軽い」ということ。

 筆者のピンチを何度も助けてくれた同じアンカー製のモバイルバッテリー(1万3400mAh)と比較してみると、大きさと重さがすっきりしていることがおわかりいただけるかと思います。

重さを比較
左が今まで筆者が使っていたもので314g、一方の「PowerCore 10000 PD Redux」は193gに収まっています
大きさを比較
これまでのもの(左or下)は、平べったいサイズでスマホと重ねて持つには向いていそうですが、重さがあったためなかなか重ねて持つことはありませんでした。「PowerCore 10000 PD Redux」は、若干厚みはあるものの、片手で収まるサイズ感。ズボンの前ポケットにも余裕で入れられます

 また、USB Type-C端子が出入力端子として備わっており、バッテリー本体の充電が最大18Wまで、出力で最大25Wまで対応しています。

 入るも出るも高速に充電できるため、長時間バッテリーとケーブルをつないだスマートフォンを両手にもつ必要がなくなります。また、バッテリー本体への充電も早いため、「あ、モバイルバッテリーの充電忘れた!」と気づいたタイミングや、外出先での貴重な充電スポットで素早く充電できそうです。

 なお、読者の皆様には釈迦に説法となるかもしれませんが、バッテリーへの急速充電には、USB PD(USB Power Delivery)対応のアダプターが必要です。USB PD対応アダプターの利用で、約3.5時間で満充電できます。

 筆者はこれまで、残量わずかとなったバッテリーを「とりあえずのお守り」として持ち運び、「旅先のホテルで充電するだけで終わる」というなんだかよくわからない使い方をしてしまうことがありました。

 軽くて持ちやすく、充電スピードも早い「PowerCore 10000 PD Redux」で、これまで以上に充実したデジタルライフが送れそうです。

製品名メーカー価格
PowerCore 10000 PD Reduxアンカー3990円
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