本日の一品

Echo Dotを壁掛け設置できるホルダー

 ちょっと遅くなりましたが、2020年に購入して一番良かったものは? と問われれば、筆者は「スマートスピーカー」と即答します。2020年の巣籠もり期間中に導入した「Amazon Echo Show 5」は、今ではリビングに無くてはならない存在となり、次いで購入した「Echo Dot(第3世代)」は仕事部屋において活躍してくれています。

 ところでEcho Dotはコンパクトとはいえ、雑然とした机に埋もれてしまいがちです。何で本体の裏側にフック穴が無いんだろう? 壁掛けにできたら便利なのに……と思って壁掛けグッズがないか検索してみたところ、皆考えることは同じようでさまざまな製品が見つかりました。

 といったわけで、今回は筆者の用途に適していたケース型のホルダー、平安伸胴工業の「Amazon Echo Dot 第三世代専用 吊り下げホルダー AMT-1」をご紹介させていただきます。

吊り下げホルダーAMT-1。
背面。スピーカーの音を通すためのスリットが設けられています。

 本製品は、1.Echo Dotをケースの中に入れる 2.フタを閉じる 3.壁に刺したフックなどに掛けるという、とてもシンプルなもの。Echo Dotのホルダー・アダプターは製品ごとに壁掛けの方法が別れていますが、ホルダーごと壁に打ち付けるものは一度設置すると別の場所に移したくなったとき面倒ですし、ACアダプターと一緒に壁のコンセントにぶら下げるものは、そもそも壁面にコンセントがないと掛けられません。

設置方法、まずフタを開けます。
Echo Dotを中に入れます。
フタを閉じます(下部の穴はACアダプタ接続口です)

 その点、吊り下げ式のホルダーである本製品は、その辺の壁に刺したフックにひっかければ良いだけという、設置の自由度の高さが魅力です。ケースの中に入れると音声が籠もるのではないかという不安もあったものの、ケース外面にいくつものスリットが空いているので、裸で置いていたときと変わらぬ音で鳴ってくれました。むしろ壁に反響して音が広がってくれているようにも感じます。唯一、半透明のケースの中に入れると、Echo Dotのかわいらしい外見が若干損なわれてしまうのが難点ですが……。

壁面に設置したEcho Dot。正面に置いているのでリングが光ったときも目に入りやすくなりました。

 スマートスピーカーはリモートワークに最適なお供だと思っています。カレンダーを登録しておけばミーティングの開始を事前に伝えてくれますし、静かで何だか寂しい時にはラジオや音楽をかけたりなど様々な場面で役立ちます。同様の理由ですでにEcho Dotを所持されている諸兄に。壁掛け式アダプター、おすすめです。

製品名発売元価格
平安伸銅工業Amazon Echo Dot第3世代専用吊り下げホルダー AMT-1平安伸銅工1019円(税込)