本日の一品

明るすぎるHueを暗くしたい! あえて小っちゃカワイイヤツに換えてみた

 健康に良くなさそうだと思ってはいても、寝スマホがやめられない。就寝前にネットを徘徊し、Amazonで「ほしいものリスト」を充実させていくうちにスマートフォンを手から取り落としてハッとなる、あの寝落ちの瞬間がたまらない。ヤバイ。

小っちゃカワイイ「Hue シングルランプ E17 ホワイト グラデーション」

 ただ、そうやって寝ながらスマートフォンをいじっているときに、どうしても気になるのが、必ず視界に入ってくるHueだった。電球色かつ常に一番暗い状態に調光しているにもかかわらず、光が目に刺さる。もっと暗くしたいのに、それ以上調光できない。世間的にはおそらく明るい電球の方がニーズが高いのだろうとは思うけれど、こっちは極限まで暗くしたいのである。

 で、そのHueの仕様を確認してみると、最大光量が806ルーメンとなっていた。最近のHueの仕様は800ルーメンのはず。生産時期によって微妙に仕様が変わったりするHueなので、コイツは少し古いHueだったのかもしれない。最大光量が高ければ必然的に最低光量も高くなるだろう。どおりで目に刺さるはずだ。

E26のHueとの比較。これだけサイズが違う
仕様をチェックしてみると806ルーメンで10W。公開されているスペックよりなぜか明るい

 これをなんとか暗くできないかと方法を考えていくうちに、E17口金の小さなHueに交換するのが一番手っ取り早そうだと気付いた。卵形の小っちゃカワイイ感じのヤツだ。ホワイト(電球色)は2019年の発売だが、今回選んだホワイトグラデーション(電球色~昼光色)は2020年10月頃にひっそりと発売されていたらしい。

 E17版の最大光量は407ルーメン。E26の通常版のHueのだいたい半分だ。消費電力も10W(公称9.5W)から5.1Wへと半分に減っているので省電力にもつながりそう。もちろん、そのままE26口金のソケットには取り付けられないから、変換アダプターを別途購入して装着した。アダプターをかませているとはいえ、E26のHueよりも飛び出しを抑えることができ、コンパクトな外観に仕上げられた。

E17のHueは407ルーメン。半分の光量しかないので、かなりの暗さが期待できる
E26の電球ソケットに取り付けられるよう、変換アダプターを組み合わせた
交換前のE26
E17に交換。飛び出しを2.5cmほど抑えられた

 で、実際にどれくらい暗くなったかというと、写真の通り。最も暗くしたときの光量は、常夜灯のようなほんのり灯っている感じの見た目。当然ながら視界に入っても目が痛くない。E26のHueで一番暗くした状態は、E17のHueでいうと30%の光量に設定したのと同じくらいだろうか。さらに30%分暗くできる「余力」があれば、寝スマホにちょうどいい暗さも探りやすい。明るい電球もいいけれど、今回のように常夜灯のようにして使いたい場所では、E17の小っちゃいHueはけっこうおすすめだ。

E26での最小光量
E17での最小光量。常夜灯として使えるレベル
参考までに最大光量も比較。こちらはE26。完全に白飛びする明るさ
E17の407ルーメンでもなかなか力強い明るさを放ってくれる
製品名発売元実売価格
Hue シングルランプ E17 ホワイト グラデーションSignify3938円