本日の一品

格安ながら防水対応、かつQi充電にも対応した完全ワイヤレスイヤホン

 ここ最近の完全ワイヤレスイヤホンの価格の下落は凄まじい。という書き出しで始まるレビューを、直近1年で2~3回書いているような気がするくらいで、今や1万円以下は当たり前、5000円を切っても実用レベルの品が手に入ってしまうのだから、いったん普及期に入ったデバイスの価格相場の下落は恐ろしい。

 今回紹介するTribitの「FlyBuds1」は、通常価格だと4999円、セール時にはさらに2000円ほど安くなった実績もある、Bluetooth 5.0対応の完全ワイヤレスイヤホンだ。これでいて、IPX7準拠の防水仕様も含めたひととおりの機能を備え、かつ充電ケースはワイヤレス充電にまで対応しているのだから末恐ろしい。

同梱品一覧。製品名は「FlyBuds1」、モデル名はBTH91。もちろん技適もきちんと取得されており、日本語対応の取説も付属する
イヤホン本体。左右で共通のデザインで、大きさはかなりコンパクトだ
側面をタップしてリモコン操作を行う。通信時はLEDが点灯する
実際に装着した状態。コンパクトなサイズゆえ角度によっては装着しているのが見えない

 イヤホン本体はシンプルかつ小型で、左右が同一形状なのが特徴だ。この仕様だと、左右を間違って装着する可能性はあるものの、その代わりに充電ケースへの収納時に、どちらのスペースにも入れられるメリットがある。

充電ケース。ワイヤレス充電に対応しているせいか、それほどコンパクトではない
イヤホンが左右対称デザインということもあり、ケースにセットするのも容易だ。バッテリー残量は4つのLEDで判別できる
端子はUSB Type-Cポートゆえ、端子の形状を統一したい場合にも向く

 リモコンの機能は、再生/一時停止が1回、次の曲が2回というシンプルな仕様で、かつ左右のピースで操作は共通している。そのため前の曲に戻ったり、音量を調整する機能は備えていない。あまり複雑な操作は覚えられないという人向けの仕様だろう。

 充電ケースは、有線での充電に加えて、Qi規格のワイヤレス充電にも対応している。同等品に比べるとやや大柄だが、ストラップも付属するのでサイズの割には持ち歩きやすく、またバッグの中からも取り出しやすい。

ワイヤレス充電器による充電に対応する

 唯一と言っていいネックは少なからず音の遅延があることで、動画の再生時は画面との多少のタイムラグを考慮する必要がある。製品ページにはコーデックが明記されておらず、あまりセールスポイントでないと推測される。

イヤーチップは5サイズと、一般的に3~4サイズであることが多い他社製品に比べて充実している

 こうした遅延、および左右イヤホンの形状が同一で、装着時に左右を間違えやすい性質も併せて考えると、画面と音声のマッチングが求められる動画再生用途より、音声のみ、つまり音楽再生に向いた製品ということになるだろう。4999円だと競合も多いが、セールなどで値引きされていれば、もとの機能が豊富なだけに、おすすめできる製品だ。

製品名発売元実売価格
FlyBuds1Tribit4999円(税込)
Amazonで購入