本日の一品
ダイソーの変わり種「おもしろ鉛筆削り」を3つも買ってしまった
2020年4月6日 06:00
数多くの安価な商品があるだけでなく、思わず買ってしまいそうな面白いチープなアイデア商品が数多くあるダイソーのファンは多い。筆者の興味はその中でも、チープな腕時計や文具製品のジャンルには目が無い。
今回は、月に一度は行く南千住のダイソーに行った時に目に留まり速攻で買ってしまった”おもしろ鉛筆削り”を3つまとめてご紹介したい。
鉛筆は長い歴史ある筆記具の代表選手ではあるが、昨今は多機能で芯の折れないシャープペンシルや消せるボールペン、リバイバルブームで若い人にも人気の出だした安価な万年筆に押されてその人気は下降傾向だった。
しかし、近頃はデザインコンシャスでファッショナブルな鉛筆やカラフルな鉛筆、超高級鉛筆の登場、そして鉛筆の歴史や製法、レガシーなイメージの再発信による再認知も手伝って、少しずつその人気が回復してきている感じだ。
そんな芯の濃淡やサイズ、軸の太さや形状、全体のデザイン、歴史など、多くのうんちくとバリエーションある鉛筆を削るために必要なメジャーな道具は相変らず歴史あるお馴染みの鉛筆削りだ。
筆者も過去から現在まで、本体の素材、鉛筆の太さや木軸と芯の尖り具合、デスクの中に置くタイプやモバイルするタイプなど数多くの鉛筆削りをコレクションしてきているが、そのバリエーションの豊富さは鉛筆本体にも決して引けをとらない楽しさだ。
今回、ついついダイソーで買ってしまった鉛筆削りは全部で3種類。それぞれ耳と鼻と唇の格好をしている。いずれも標準サイズの鉛筆用の削り器だ。
机の上で鉛筆を削ると、鼻の形をしたものと耳の形をしたものは裏面に蓋の無い開放型の為、削りカスはケース内部に溜まらず、机の上にまき散らしてしまう。なのでティッシュで削りカスを受け止めるか、直接ゴミ箱に落とすしか削りカス回収の手段はなさそうだ。特に耳の形をした鉛筆削りは手で上手くホールドすることもなかなか難しい。
一方、唇の形をした鉛筆削りは、唯一の密閉型ではあるが、これもちょっとチープなギミックを備えた開放型モデルだ。実際にやってみなくても、凡その想像はつくが、削りカスはなんと上下の唇の細く開いた隙間から綺麗に排出される仕組みだ。実際に削りカスを途切れないように上手く削ればなかなかシュールな良い感じになって見せびらかし効果もありそうだ。
今回、実際に3つの鉛筆削りを使って、約12本の真っ新な鉛筆を削ってみた。前述したように三種三様の持ちやすさの優劣はあっても、その楽しさはユニークだ。ごく普通に削っても、いずれのモデルも削りカスは分断することなく連続してスムースに削れた。
筆者の使い分けとしては、耳と鼻は自宅用に置いておくことにした。想定通りではあるが、唇モデルの削りカスが口から出てくるチープなギミックはなかなかウケる。加えて幸いにもコンパクトに丸く収まったサイズ感もペンケースに入れて持ち歩くにはピッタリだ。まだまだ100均文具からは目が離せない。
商品名 | 購入場所 | 購入価格 |
---|---|---|
おもしろ鉛筆削り「耳」「鼻」「唇」 | ダイソー | 100円(税別) |