本日の一品
スティックLEDライトとUSBモバイルバッテリーでソーラー腕時計を急速充電
2020年3月30日 06:00
今年になって以前の勤務先の上司からシチズンのスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」を頂いた。超ラッキーと思って自宅に帰ってすぐにアプリをダウンロード。スマホとBluetooth接続して、自分なりの設定をして遊ぼうと考えていたら、バッテリー残量が少な過ぎてバージョンアップも設定も出来ないというエラーメッセージが表示された。
パソコンで商品のWEBサイトに接続して、状況を調べてみたところ、このEco-Drive Riiiverは光発電スマートウォッチらしく、腕時計本体への充電は文字盤に太陽光を受けて充電する以外に手段がないらしい。
あいにくこの日は昼間も超曇天でお天道様は雲の中、加えてもうすぐ夕方の5時で晴れていてもお日様は余り期待できない状況だった。以前も同じようなことがあり、バブル球のデスクライトをしばらく当ててみたが余り効果は期待できなかったので途方に暮れた。
明日の朝まで待ってもお天道様が出る保証はない。そんな時、以前、友人が”ソーラーウォッチ用LED充電器”というものを買っていたことを思い出して、自宅に余っているUSBモバイルバッテリーと商品写真の撮影時に補助ライトとして利用している”スティックLEDライト”(昼光色)を組み合わせて一時的な自家製ソーラーウォッチ用LED充電器が代用できないかやってみた。
USBモバイルバッテリーは今や家庭には1個や2個は必ず余ってるだろうし、スティックLEDライトはネットショップや秋葉原辺りで買っても1個数百円くらいのモノだ。実際にこの自家製ソーラーウォッチ用LED充電器を使ってほぼバッテリー残量が無くなっていたEco-Drive Riiiverを太陽光ではなく”LED光充電”で深夜から朝まで充電してみた。
朝になってEco-Drive Riiiver腕時計がスマホとBluetooth接続できたので、バッテリーの詳細状況をアプリで確認したところ、なんと夜中の内に80%近くまで充電できていた。スティックLEDライトやUSBモバイルバッテリーを組み合わせてすぐに役立つ自家製ソーラーウォッチ用LED充電器はなかなか便利だが、デスク上で使う場合は光が漏れるため眩しい。
人が眠っている深夜に充電作業を行うか、ワードローブの中や引き出しの中などでやると気にならないだろう。いずれにせよスティックLEDライトと腕時計文字盤との位置合わせが大事で、大きなズレなどがあると充電はロスが発生する。
付け焼刃の光充電器で上手く行ったので、好奇心から専用機の能力はどんなもんだろうと思い、実際にソーラーウォッチ専用の充電器として発売されているクレファーの”ソーラーウォッチ用LED充電器”も機能が被ることは覚悟で買ってみた。
翌日届いた商品は、さすがにソーラーウオッチ専用のLED充電器として販売されている商品でもあり、評価も高く、丸いベゼルの腕時計ならフィット感は抜群だ。デスクサイドで使っていても光の漏れは殆んど気にならない。
充電時間に関しては、完全に放電に近い状態の別の腕時計2種類を、一時しのぎの”自作ソーラーウォッチ用LED充電器”と”クレファーのソーラーウオッチ用LED充電器”の両者で充電してみたが、いずれも一晩で充電は完了した。
またソーラーウォッチ用LED充電器の丸いLEDライト部分だけを、市販のUSB Type-A→microUSB変換プラグを利用してUSB/ACアダプターと直結することも可能だが、多少腕時計の自重の大小が心配だ。もちろんメーカー推奨ではないので自己責任の範囲での使用となるだろう。
いずれの方式も基本は一晩中LEDライトをソーラー腕時計の文字盤に照射することなので、工夫次第で面白そうなアイデアが出来そうだ。ゲテモノ大好きな筆者は、当面、光充電が必要になれば、誰も居なくなったパソコン部屋のデスクの上で、光り漏れ漏れの状態でも一晩でスティックLEDライトを使って完全充電をやってみようと思っている。
製品名 | 購入先 | 購入価格 |
---|---|---|
スティックLEDライト | 秋葉原 | 500円 |
クレファー ソーラーウォッチ用LED充電器BSC 4162-BK | ヨドバシ・ドット・コム | 3270円 |