本日の一品
300円を切るリーズナブルさ、ディスプレイ上に小物の設置場所を作れるトレイ
2019年10月30日 06:00
PCのディスプレイの上部に小物などを置けるようにするトレイは、ディスプレイがCRTから液晶に移り変わった00年代以降、国内外の複数のメーカーが取り扱う人気製品となっている。
これを使えば、スピーカーや卓上カレンダー、USB扇風機など、デスク上で場所を取るアイテムをディスプレイ上に逃がすことができ、デスクを広く使えるようになる。このほかフィギュアやペットボトルキャップの陳列にももってこいだ。
筆者も以前からひとつ利用していたのだが、今回スマートスピーカーを設置する目的で、新たに1台を調達することにした。最終的に決めたのは、Amazonで300円以下という破格の安さで売られている製品だ。「Besthomelife」というブランド名が記されているが、同一形状の品が他社からも発売されており、OEM向けの品とみられる。
さて、これら製品に共通するのが、ディスプレイにトレイの先端を引っ掛け、後部のアームの角度を調整してトレイが平らになるよう調整するという構造だ。ポイントとなるのは、左右2本のアームが別々に可動すること。これにより、ディスプレイの背面に段差や突起があっても、平らな状態をしっかりと維持できる。
一方で、製品ごとに差が大きいのが耐荷重だ。今回購入した製品の耐荷重はたった100gで、約300gのスマートスピーカーを乗せると、完全にキャパオーバーだ。ただしこれについては、壊れやすいモノを乗せてほしくないというメーカー側の用心深さがあっての数値であり、トレイ自体の強度は十分にあることは差し引く必要がある。
市販されている同等品の中には500g程度の耐荷重をうたう製品もあるので、心配な人はそちらを購入することをすすめるが、極端に背が高く不安定な品を載せるのでなければ、筆者のような使い方をしても問題ないだろう。このあたりは自己責任ということになるが、結果的には300円弱の出費で、目的を十分に達成することができた。
なおこうしたトレイは、目線よりも上の位置に設置することになるため、メモや付箋などの文房具を置いてしまうと、座った位置から見えなくなってしまう。またスマートスピーカーでも、上部のLEDは視認できない。こうした特性は、使い方のコツとして知っておいたほうがよさそうだ。
製品名 | 販売元 | 実売価格 |
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Besthomelifeスクリーンシェルフ | Besthomelife | 278円 |