本日の一品
キャッシュレス時代の500円硬貨キーリングコインケース
2019年7月16日 06:00
新しいモノ好きのSNS仲間のお話を聞いていると、日本にも、世界(主に中国)のキャッシュレスワールドの急激な波が押し寄せているように感じる。しかし、現代の日本のキャッシュレス人口はまだそれほど増加していない。地方に行けばそれはもう一目瞭然だ。
ミーハーな筆者は昨年末のPayPay祭りの大幅還元の時に、有楽町の某大型家電店で、希望に胸を膨らませて買い替え時期に来ていた大型テレビを購入した。しかし、PayPay支払いの長蛇の列がレジ前を埋め尽くしている1階のスマホ売り場を見て半ば諦めた。
ところが、なぜかその時、2階のテレビ・オーディオ売り場ではほとんどPayPay支払のお客がおらず、筆者は家電売り場のレジ前でアプリをダウンロードして人生初のQRコード決済を行なった。一カ月後、上限までガッポリとキャッシュバックされ、それ以降、実はPayPayは全く使っていない。
多くのキャッシュレス決済企業が、生き残りを賭けて自腹を切ってバトルを繰り返す中、まだまだ未来はよく見えないが、しばらくは傍観することにした。キャッシュバック祭りに参加するのは、キャッシュバック効率の良いスタート初期だけが良さそうだ。
日本国内では、消費税アップとタッグになったキャッシュレスのスタートなどが無ければ急激な普及展開のなさそうな雰囲気だが、長い目で見れば、何れやってくるレスワールド、しかし、その時代が来てもやはり取り残されるお店も人も多いだろうことは想像に難くない。
この先、都市部ではかなりの大型店舗やチェーン店舗でのキャッシュレス化が進んでも、恐らくキャッシュオンリーのお店も、取り残されたお店も、間違いなく存続するだろう。“No Wi-Fiカフェ”と同じように“現金オンリー”の看板を掲げるお店は筆者のようなあまのじゃくには楽しいお店だ。
残念ながら今はスマホに入れたキャッシュレス決済の手段と財布の両方が必要な中途半端な時代だ。しかし、もうしばらくすると、特に都市部では、キャッシュレス決済が大幅に進み、ごく一部のお店などで小銭の現金決済が残る世界になるだろう。
そんな世界で役立ちそうな最後の1000円だけを入れておく500円硬貨キーリングコインケースを買ってしまった。様々な革のカラーを選択でき、丁寧に縫われた丈夫なキーリングコインケースは持っていて極めて頼もしい。筆者は黒革とオレンジ糸のモデルを購入した。
丈夫なホックで閉じられたキーリングコインケースを引っ張って左右に開くと、各面に500円硬貨を1枚収納でき、両方で1000円分の現金を常時持ち歩ける。1000円という金額がキャッシュレスワールドに向かってゆく日本の過渡期に妥当な額のかどうかは誰も分からないが、キャッシュレスじゃないことをぼやくより、少しは心の余裕のある大人には成れるだろう。
筆者はここしばらくは、スマホに入ったPayPayなどのキャッシュレス決済アプリに加えてローソンなどで使える“タッチ決済対応”のVISAカード、そしてキーリングコインケースに入った1000円で都内ならどこでも安泰だと思っている。
スマホのキャッシュレス決済が嫌いだとか、信用できないとか苦手なら、交通系カードの横綱であるプラスチックカードのSuica系とキーリングコインケースの1000円でも全く支障は無い。QRコード決済には今的な流行感はあるけれど、どちらかと言えば、今の日本なら実はこの組み合わせが最強だ。
筆者もこのコンビネーションで使っていることが生活の大半だ。Suica機能をスマホのおサイフケータイにすることも簡単だが、機種変更の多い筆者はプラスチックカードのSuicaを愛用している。JR東日本の改札を通る度に、設定した残額を下回ると自動的に追加チャージされポイントも付く。
1000円も現金がなくても大丈夫という人なら、本末転倒かもしれないが、500円硬貨は1枚にして、もう一方の空間には、コイン型の楽天EdyやQUICPayを入れて、よりキャシュレスワールドに軸足を移動するのも一興だ。
筆者は、先日からキーリングコインケースに500円硬貨を2枚入れてキーホルダーに付けて持ち歩いている。今日で丁度2週間に渡るキャッスレスワールドを迷走している。しかし筆者のよく行く秋葉原のジャンク屋さん以外での必要性を感じたことはほぼ無かった。来週、秋葉原のバックストリートに買い物に行くときには、また日本銀行券の入る財布を持って行くことにしよう。
製品名 | 購入場所 | 購入価格 |
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キーリングコインケース | Amazon | 1630円 |