本日の一品
「GLOO」シリーズの“のり”で単調な事務仕事がめっちゃ楽しく
2019年7月11日 06:00
普段あまりしない書類を扱う事務仕事は、どうしても単調に思えてしまう。たとえば筆者の場合、だいたい毎月発生する書類の郵送みたいな仕事は、数は多くないけれど、それでもテンションの上がる作業では決してない。そんなときに見かけたのが、この“のり”。これまで見たことのないシンプルなデザインに、ホームセンターで見かけた瞬間一目惚れである。
コクヨの「GLOO(グルー)」シリーズは、実用一辺倒で無味乾燥なオフィス文具ばかりのなか、ひときわ目をひく存在だ。実際にはどちらか1つで事足りるのだが、思わず「スティックのり」タイプと「テープのり」タイプの2種類を1つずつ購入してしまった。ほとんど真っ白の外見にマットな手触り。軽量で扱いやすく、手に持つだけでなんだかウキウキしてしまう。
スティックのりの方は、断面がよくある円形ではなく、真四角。封筒にしろ、書類にしろ、通常はのりを塗布する場所が角丸になっていることは少なく、ほとんど角張っているのではないか。だったら最初から四角くしておけば塗りやすいのでは、という発想らしい。今までにありそうでなかった四角いのりは、たしかに隅の方までビシッとのり付けできてうれしくなる。
ただ、初めて使ったときにちょっと力を入れすぎたのか、塗っている途中でわりと簡単に形が崩れてしまったので、ほどよい力加減で使いたいところ。ちなみにこのスティックのりには3種類のサイズ違いのほかに、塗った後に色が残る(粘着力強)か、透明になるかの違いで2タイプある。今回購入したのは透明になるタイプのもの。使用後の見た目にもこだわりたいなら透明になる方を選ぶと良さそうだ。
テープのりは、使用していないときは粘着面を隠しておくことができ、使う時だけ取り出して先端を転がすだけで粘着面を対象に貼り付けることができるもの。全体を回すようにして変形させる仕組みで、しかもその変形パターンが2種類あって、どちらか使いやすい形状にして手に持つことができる。
スティックのりのように力加減を考えずにムラなくのり付けでき、作業性は高い。リフィルもしっかり用意されているから、頻繁に使うなら合わせて購入しておきたい。
月末に多く発生する事務仕事も、このGLOOのおかげで少しだけやる気が出てくる。むしろ「もっと紙書類にぬりぬりしたい!」と思うほどなのだが、さすがにそこそこペーパーレスが進んできたこの世の中で、紙書類のやりとりが増えることはほぼ望めないのは、いいことなのか、残念なことなのか。でも、製品自体、飾っているだけで絵になるデザインなので、無理に使うこともないのだ。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
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GLOO スティックのり(Mサイズ) | コクヨ | 213円 |
GLOO テープのり(Mサイズ) | 375円 |