本日の一品

ケーブルレスのKEYCHAIN WALL CHARGER

カラビナ付きでキーホルダーにも鞄の持ち手にも取り付けられるケーブルレス・キーチェイン・ウォールチャージャー(Type-Cモデル)

 実は、ここ半年ほどで、筆者の使っているスマホやタブレット、パソコンまでもがすべてUSB Type-Cポートに統一された。そして、1年半ほど前に海外のウェブサイトで見たケーブルレスのキーホルダー型ACアダプターがやけに気になりだして、あちこちググってみたら、どうも時々日本国内ではソースネクスト社が販売しているらしいこと、そして海の向こうではAmazon.comで販売していることがわかった。

 今回ご紹介するCHARGERITO(チャージリト)の「KEYCHAIN WALL CHARGER」(キーチェインウォールチャージャー)がその商品だ。

 では早速、カラビナ付きのキーチェインウォールチャージャーをご紹介しよう。ほんの少し厚み(実測約18㎜)はあるが、名前通りキーリングに取り付けても邪魔にならないコンパクトさと軽量性(実測25g)をあわせ持ったType-Cコネクター付きの折りたたみ式のACアダプターだ。

コンパクトなパッケージだ。microUSBタイプもLightningタイプもある

 壁面コンセントに挿入するための2Pプラグと、スマホに給電するType-Cプラグの両方を指先で90度引き起こせばあとは、ACプラグを壁面コンセントに挿して、Type-Cポート付きのスマホを上から取り付ければ充電スタートだ。

 海外でも問題なく使える240Vまで対応しているが、残念ながら出力はDC5Vで1Aだ。急速充電対応の昨今のスマホのACアダプターに比べれば、満充電までの時間などでは劣るが、ケーブルレスで出張先のホテルなどの壁面コンセントで活躍するだろう。

100V~240V対応、5Vで1Aの出力だ
ACプラグとType-Cプラグの両方を90度引き起こして使用する

 小さな見た目から、若干弱そうにも見えるが、壁面のACコンセント側がしっかりしてさえいれば、側面から見たACプラグとType-Cプラグは90度以上広がらない構造になっているので、スマホの重量はほぼ真下にかかることから、基本的には大丈夫だ。

 189gある筆者の日常使いスマホであるHUAWEI Mate 20 Proでは、ガタつきや落下の問題は全くなかった。また、筆者のHUAWEI MediaPad M5 8.4(320g)も支えて充電することが可能だったが少し心配だ。やはりスマホ向けのケーブルレス・コンパクトACアダプターという理解が正しいだろう。

機能優先のミニマムデザインなので壁面のどんなACコンセントにもマッチする
スマホを上部のType-Cプラグに挿して充電開始

 ミニマムなサイズのメリットを生かして、キーホルダーや普段使いのカバンの持ち手などに常時取り付けておけば、“どこでもACアダプター&ケーブル”となるだろう。そして、充電器を自宅に置いたままで、出先で困ってしまったという失敗も100%無くなるだろう。

筆者もキーリングに取り付けて常時携帯している
製品名購入場所価格
キーチェインウォールチャージャーAmazon.com25ドル(約2750円)