本日の一品

減った電池を仕事の合間にチャージ! 深く考えずに買った「NANAMI Quick Charge 2.0」が重宝

 昨年、iPhone Xを購入して以来、「あればいいなぁ」と思いつつ、購入を見送っていたワイヤレスチャージャー。HUAWEI Mate 20 Proも対応したので、“どちらでも使える充電器”として1台購入してみることにした。

 かなり前に、当時使っていたQi対応のスマホを充電するためにドコモの「ワイヤレスチャージャー」を使ったことがあるのだが、スマホが台からずれて充電できていなかったことがあった。なので、今回は迷わずスタンド型のものを購入することにした。

 Amazon.co.jpで検索して、購入したのが「Qi 急速 ワイヤレス充電器 NANAMI Quick Charge 2.0」。同タイプの中では価格が安く、カスタマーレビューが2800件を超えていて、しかも星5つの評価が多かったので、ほぼ即決だった。

 到着したパッケージ(捨ててしまったが、専用箱ではなく、小さい薄めのダンボール箱といった感じだった)の中には、ワイヤレスチャージャー本体とUSBケーブル、マニュアルとメッセージが記されたカードが入っていた。

USBケーブルは同梱されているが、ACアダプターは付いていなかった。あとで、Amazonをチェックすると、ACアダプターもセットになっている商品もあるようだ
背面はこんな感じ
底面には滑り止めのゴムが付いている。「DC5V/2A・9V/1.8A」というスペック

 背面にUSBケーブルを挿して、自前のACアダプターを取り付けてコンセントに差し込めば準備完了だ。

ACアダプタ-は付属していなかったので、スマホに同梱されているACアダプターで、もう使っていないものを利用した
スマホを置いていない待機状態では、チャージャーの台座に搭載されたLEDライトが青く点灯する

 iPhone X、iPhone XS、HUAWEI Mate 20 Pro、さらにワイヤレス充電のMoto Modsを付けたmoto z3 playでも試してみた。いずれもスムーズに充電できた。というか、充電器なのだから、充電できて当たり前だ。

 この「NANAMI Quick Charge 2.0」は、2つのコイルを組み込むことで充電面積を広くしていることが特徴だそう。縦向きはもちろん、横向きにおいても充電できる。動画を見ながら充電したい場合に便利そうだ。スマホケースに入れた状態でも試してみたが、反応が鈍くなることはなく、問題なく充電できた。

充電中は緑色のLEDライトが点灯
横置きもOK!
充電できない場合は、ブルーのLEDライトが点滅する
ケースを付けた状態でも充電できる
コイルが2個あるなら、2台同時に充電できないか? と思って、2台を横向きに並べておいてみたが下の1台にしか充電できなかった

 気になる充電時間は、久しくワイヤレス充電を使っていなかったので、比較が難しいのだが、思っていたよりも早いというのが率直な感想だ。

 iPhone X(バッテリー容量は推定2761mAh)を電池残量40%の状態から充電したところ、1時間後に73%になった。1時間で920mAh分ほどチャージできたと考えていいだろう。次に、HUAWEI Mate 20 Pro(バッテリー容量は4200mAh)でも試してみた。電池残量40%から充電を始めて、1時間後に67%になった。単純な計算では、1時間で1134mAh分ほどチャージできたことになる。いずれにしろ、フル充電には3〜4時間かかるが、1時間程度でも、しばらく使う分はチャージできるという印象。

 筆者は、この「NANAMI Quick Charge 2.0」を、職場の机の上に置いて使っている。毎夜の充電は相変わらず有線で行っている。「NANAMI Quick Charge 2.0」は、そもそもスマホスタンドとしても役立つし、意識することなく、減った電池を補えるものとして活用している。

製品名購入場所購入価格
NANAMI Quick Charge 2.0NANAMI2199円