本日の一品
クラムシェルとデュアルディスプレイの狭間で悩むアナタに贈るPCスタンド
2018年10月3日 06:00
ついにガマンの限界なのである。MacBook Proを購入して1年余りたつというのに、キーボードにはいまだに慣れずタイプミスばかり。
トラックパッドの使い勝手は文句の付けようがないとはいえ、キータイプ中、不意にタップが反応してあらぬところにカーソルが飛んだりするのでストレスが溜まりまくる。堪えきれず、最近オフィスで仕事をするときは、MacBook Proは閉じてクラムシェル状態のまま、外部ディスプレイを接続し、外付けキーボード&マウスを組み合わせて使うようにしている。
おかげでタイプミスは減り、生産性がたぶん0.5%くらいは向上したんじゃないかと思う。しかしそうなってくると、今度は広いとも言えないデスクにMacBook Proを平置きして無駄にスペースを占有している状態が気になってしまうようになった。そんなわけで、デスク上をもっと3次元的に使えばいいのでは……と考えて導入したのがこちらのノートパソコン用スタンドだ。
スタンドの素材はアルミで、サイズはそれほど大きいわけではないものの、どっしりとした頑丈そうな作り。パソコンが当たる部分にのみラバーが貼り付けられていて、傷がつきにくいようになっている。頑丈さからくる安定感もうれしいが、この製品の一番の特徴は2ウェイタイプであることだ。
ノートパソコンをクラムシェルの状態で立てかけられるほか、角度を付けた状態で平置きも可能になっている。クラムシェルで使うときはスタンドを立たせ、そこにノートパソコンをまっすぐ縦置きにするだけ。オフィスでは、ドック的に使っているType-Cハブを差し込めば外部モニターと電源の接続を完了できるようにしている。もしくは、スタンドを寝かせてその上にノートパソコンを開いた状態で置けば、外部モニターと合わせてデュアルディスプレイで使えるスタイルにもできるる。
この2ウェイタイプというのが個人的にはけっこう重要。というのも、基本はクラムシェルだけれど、事務作業をするときなんかは複数のウィンドウを大きく広げて同時に参照したい。なので、その場合は外部モニターとノートパソコンのモニターとでデュアルディスプレイ環境にしておくと都合が良いのだ。普通に平置きした状態でもデュアルディスプレイにできるけれど、2つの画面の高さが大きく変わるため、効率良く使える感覚が得にくいのが難点。スタンドの上にノートパソコンを置いてやや高めの位置にすることで、その問題をある程度解消できる。
スタンドに載せたときのノートパソコンの角度(高さ)は微調整でき、直接ノートパソコンでキータイプするときのベストなポジションを探ることもできる。が、この高さはノートパソコンを立てかける隙間の幅と連動しているので、高く(広く)しすぎると立てかけたときの安定性が失われることにもなりかねない。そういう意味では角度調整の自由度はさほど大きくないけれども、「クラムシェルでスタイリッシュに使いたい、でも時々はデュアルディスプレイにしたい」というわがままな人にはうってつけのアイテムなのだ。
製品名 | 購入場所 | 価格 |
---|---|---|
ノートパソコン スタンド | Amazon.co.jp | 2680円 |