てっぱんアプリ!
格安SIMユーザーにもぴったり! オフライン地図「MapFan 2014」
(2014/8/8 06:00)
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: MapFan 2014(オフライン地図ナビ・2014年地図)
開発者: INCREMENT P CORP.
価格: 100~1944円(8月31日まで。通常価格3888円)
対応OS: Android 4.0.3 以上
カテゴリ: ナビ
通常価格3888円という地図アプリ「MapFan 2014」が8月4日にリリースされた。アプリとしては高額な部類に入るが、キャンペーン価格として100円から販売スタート。その後8月31日まで、時間経過とともに段階的に値上がりしていき、9月に入ると通常価格になってしまう。つまり早い者勝ちというわけだ。
大容量5GBの地図データ。初回のダウンロード時はWi-Fiで
「MapFan 2014」は、電波が届かない場所や、通信しない設定でも利用できる、オフライン対応の地図アプリ。インストール時にあらかじめ日本全国の地図データを丸ごとダウンロードするため、実際の利用時は通信しなくても詳細な地図を見ることができる。
その分、初回起動直後にダウンロードするデータ容量は4.9GBと巨大だ。最初だけはWi-Fi環境を用意して、長時間のダウンロードに備えよう。
最新の地図+音声ナビゲーション機能付き
地図データは2014年春時点の最新の情報を網羅。建物の形まで再現し、Web版のMapFanと同様のすっきり見やすいグラフィックが特徴となっている。地図の拡大・縮小・回転といった操作も自由自在だ。
端末の位置情報に基づいたナビゲーション機能も備え、徒歩や自転車、クルマなどでの移動時に利用することが可能。音声による案内はもちろんのこと、交差点などでの分岐の指示、現在地から目的地までにある複数の分岐ポイントの予告表示など、クルマ用のナビにあるような機能も備えている。
MapFanならではのスポット情報を豊富に収録
ナビの際には、地名などのフリーワード検索のほか、周辺施設、住所一覧、駅名、郵便番号などから検索して目的地を指定可能。周辺施設については、食事や買い物できる場所をサクッと調べられるのが、あらゆるスポット情報を知り尽くしているMapFanならでは。
ただし、フリーワードや周辺施設からの検索はオンライン時にしか利用できない。オフライン時には住所一覧、駅名、郵便番号からの検索のみが可能なので注意しよう。
その他、頻繁に訪れる場所や、よく使う走行ルート、あるいはこれから走りたいルートをブックマークに登録しておき、後からすばやく呼び出してナビしてもらう機能もある。
真上からの見下ろし型の2D地図なので、クルマの専用ナビのように3D表示に切り替えたり、分岐ポイントで立体的なグラフィックが表示されるといったことはない。ナビとして使う場合はあくまでも簡易的なツールとして割り切って活用するのが良いだろう。
“格安SIM”でも好きなだけ地図を使える
オフライン地図アプリということでメリットとして挙げられるのは、データ通信の容量上限が低いプランで契約しているユーザーでも思う存分使えること。キャリアの料金プランで最低限のデータ容量を選択していたり、毎月の使用可能なデータ容量が数百MBや1GB程度しかないMVNOのSIMカードを使ったりしていても、気軽に地図を開いて現在地を確認したり、ルート案内を実行できる。
せっかくスマートフォンの維持費を安く上げているのに、アプリ購入に余計にお金をかけてしまうのはもったいない。キャンペーン中は数時間ごとに値段が上がっていくので、可能な限り早く、できれば今すぐダウンロードして、節約ライフを送りたいものだ。