てっぱんアプリ!

知っておくとちょっと便利&おトクに買い物できる「Amazon」アプリのミニテクニック

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

◇   ◇   ◇
アプリ名: Amazon ショッピングアプリ
開発者: Amazon Mobile
価格: 無料
対応OS: iOS 13.0 以降、Android 8.0 以降
カテゴリ: ショッピング

 多くの人が日々ネットショッピングに利用しているだろう「Amazon ショッピングアプリ」。欲しいアイテムをできるだけ安く購入するために、セールのタイミングを見計らったり、他の商品と比較しながら買い物を楽しんでいるのではないだろうか。そこにちょっとしたテクニックを使えば、実はもっと便利かつおトクに買い物できたりするのだ。

「Amazon ショッピングアプリ」の機能を活用すればもっと便利に買い物できる!

外観撮影で目当ての商品を探せる「Amazon Lens」機能

 「Amazon ショッピングアプリ」ではキーワードで商品を検索する以外に、「Amazon Lens」という機能で商品そのものを撮影して類似商品を検索する方法も用意されている。検索窓右側にあるカメラアイコンをタップすると、スマートフォンのカメラによるスキャン機能が起動し、手元にある商品やバーコードを撮影するだけで、それと同じか似た商品が一覧される、というものだ。

 もしくは「外観を購入する」という機能もある。この名称だと少しわかりにくいが、要するに衣類や靴、バッグ、家具を撮影した写真をアップロードすると、それに似たアイテムを検索して見つけられるという機能だ。たとえば服を着ている人の写真をアップロードすると、トップスとボトムスを自動認識して、それぞれに似た商品を一覧表示してくれる。家族や友人のファッションが気になったときに撮影させてもらって、自分のお気に入りを探す、といった使い方ができるだろう。

検索窓の右側にあるカメラアイコンをタップ
手元にある商品やバーコードをスキャンすると……
類似製品をすぐに見つけられる
「外観を購入する」機能では、あらかじめ撮影しておいた写真をアップロードすれば……
上下の洋服を自動認識して似たスタイルを表示
一覧から好きなファッションを見つけて購入できる
ボトムスも同じように探せる

「ほしい物リスト」にキーワードだけ登録してみよう

 欲しいと思ったアイテムをとりあえずAmazonの「ほしい物リスト」に登録しておいて、後でじっくり検討する、といった方法はよくある買い物の仕方。似た見た目や機能をもつ商品を片っ端から登録し、値段なども比較しながら最終的に買う物を決めるのも、たしかに賢い方法だ。でももう1つ、もっと簡単に比較検討できる方法がある。それは、「ほしい物リスト」に商品ではなくキーワードだけ登録するというもの。

 手順は、ほしい物リストを開いて画面右上の「…」をタップし、表示されるメニューから「アイデアをリストに追加する」を選択、最後にキーワードを入力して「追加」するだけ。ほしい物リストにキーワードだけがアイテムとして追加され、タップするとそのキーワードで検索した結果が表示される。検索ワードをストックしておくブックマーク的な機能、と言い換えることもできるだろう。

 ほしい物リストは、他の人に公開してプレゼントしてもらうときにも利用できる。そういうときには特定の商品をおねだりするよりも、候補がたくさんある漠然としたワードで登録しておいた方が、なんとなく図々しさが薄れつつ、プレゼントする側としても気軽に選んで贈りやすい、というのもあるかもしれない。

「ほしい物リスト」を開いて、右上にある「…」をタップ
「アイデアをリストに追加する」を選択
キーワードを入力して「追加」
ほしい物リストにキーワードだけが登録された
「検索結果を表示する」をタップするとそのキーワードですぐに検索を実行し、商品が一覧

「Amazon Business」アプリを併用すれば私物と仕事用の買い物が簡単に

 プライベートの買い物と、仕事用の経費で購入する買い物の両方に、Amazonを利用している人もいるはずだ。どちらも両方のアカウントがあれば「Amazon ショッピングアプリ」1つでまかなえるが、アカウントをいちいち切り替えて、ログインし直す必要があるので手間に感じてしまう。そこで活用したいのが「Amazon Business」アプリだ。

 「Amazon ショッピングアプリ」はプライベートの買い物専用に使い、ビジネスアカウントでの買い物は「Amazon Business」アプリを使う、といった使い分けをすることで、アプリの切り替えだけでアカウントを切り替えられる。「Amazon Business」では通常より安価な法人向け価格で手に入るアイテムも少なくないので、仕事用の買い物に積極的に利用して経費削減につなげよう。

ビジネスアカウントに切り替えるときは「設定」で「アカウントの切り替え」をしなければならないが……
「Amazon Business」アプリも併用すれば、アプリの切り替えだけで済むようになる
こちらは一般アカウントの「Amazon ショッピングアプリ」で表示した商品ページ
「Amazon Business」で同じ商品を見ると、より安価。オフィスで使う消耗品だけでなく、こういったビジネス向けIT機器も安価に手に入ることがある