てっぱんアプリ!
難読地名をひらがな表示できる「地図マピオン」、読めなくて恥ずかしい、を防ぐ
2022年11月4日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
知らない土地へ行くとぶつかる「地名が読めない」問題。難読地名と言われるものに限らず、漢字の地名だけだと間違った読み方をしてしまうのはよくあること。会話のなかで恥ずかしい思いをしたり、地図アプリで地名検索しにくかったりと、いろいろやっかいなこの問題を、iOS版の「地図マピオン」ならサクッと解決できる。
iOS版のみに追加された新機能「ひらがなマップ」
「地図マピオン」は、日本全国の詳細な地図情報を網羅したアプリ。見やすさにこだわった地図表示が特徴で、住宅地の細部の道路や建物形状なども最新かつ正確に再現した国産の老舗地図アプリとして知られている。
そのiOS版アプリに「ひらがなマップ」という機能が2022年10月に追加された。駅名、自治体名、公共・商業施設、道路名などをひらがなで表示するもので、画面右下の「map」ボタンをタップし、「ひらがなマップ」を選ぶと地図上の文字がすべてひらがなに早変わりする。これはAndroid版には実装されていないiOS版独自の機能だ。
ちょっとした読み間違いを防ぎ、他地図アプリとの連携も簡単
たとえば初めて訪れた土地で読めない地名を目にしたとき、すかさず本アプリを起動してひらがなで表示すれば、即正しい読み方を把握できる。難読地名を知りたいときはもちろんのこと、「○○町」が「○○ちょう」なのか、それとも「○○まち」と読むのかなど、細かいながらもその土地の人にとっては気になってしまう勘違いや誤りを防ぐこともできるだろう。
読めなかった地名の場所を目的地に設定して、そこまでのルートをナビしてくれる機能もある。もしGoogle マップなど使い慣れた他のアプリでナビしてほしいときは、mapボタンのさらにその下にある「共有」ボタンをタップして「(クリップボードに)コピー」し、他の地図アプリでその地名を簡単に貼り付ける、という手順がおすすめだ。
「ひらがなマップ」は月額250円の有償サービス「マピオンプラス」に含まれる機能となっているが、広告を見ることでその後の5分間は無料で利用できるようにもなっている。国産ならではの、かゆいところに手が届く地図サービスの使い心地をぜひ体験してみよう。