てっぱんアプリ!
クリップボードから即連携。QRコード化、地図表示、翻訳などが可能な「Clipboard Actions & Notes」
2020年10月30日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Clipboard Actions & Notes
開発者: Halfreal
価格: 無料
対応OS: Android 4.4 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: Android
文字入力の手間を省いたりするのに活用することが多いクリップボード。でも、コピーして目的のアプリを開いて貼り付ける、といった至って普通の、手間の多い使い方をしていないだろうか。「Clipboard Actions & Notes」を使って、その操作を格段に効率化させてみてはいかが?
クリップボードの内容を読み取ってボタン一発で連携
「Clipboard Actions & Notes」は、クリップボードの内容を他のアプリや機能とすばやく連携させられるようにするツール。クリップボードへのテキストのコピーを検知し、通知エリアからそのクリップボード内のテキストに対してさまざまな処理を実行できる。
たとえば、通知エリア内の「QRコード」のボタンをタップするだけで、クリップボード内のテキストをQRコードに変換し、他の端末で読み取ってもらえる。また、クリップボード内のテキストですぐさまWeb検索したり、テキストの内容が住所の場合はマップアプリでその住所付近をすぐに表示したりもできる。翻訳ツールや端末の読み上げ機能と連携した多言語への翻訳、音声読み上げといった機能もボタン一発だ。
コピーしたテキストは本アプリ内に履歴として残り、過去にコピーした内容を改めて確認、編集することが可能になっている。もちろん、コピー直後と同様にそのテキストを元にしてQRコード化、Web検索、地図検索、翻訳、読み上げなどをいつでも実行可能だ。
余計な文字列を含むテキストも自動で情報抽出して連携
電話番号やメールアドレスをコピーしたときは、その内容を認識して電話発信やメール送信のボタンが通知エリアなどに表示されるようにもなっている。また、一部に電話番号やメールアドレスが含まれるような長いテキストでも、意味のある情報のみを自動認識して連携するので、不要なテキストも含めてざっくりとコピーしておけばOKだ。
最近はOSやWebブラウザーの機能で、テキスト選択時にWeb検索や地図検索などをサブメニューから素早く実行できたりもするが、基本的にはその場限りの情報だ。それに対して本アプリは、クリップボードにコピーしたものをメモのように残していき、あとで好きなタイミングで簡単に他の機能と連携できる、というのもメリットと言える。
気になるワードや行きたいお店の住所、他の人とやり取りすることのある自分の連絡先など、あらかじめクリップボードにコピーしておけば、いずれそれらの情報が必要になったとき、改めて探すことなしに手早く目的を達成できるようになるだろう。