てっぱんアプリ!
音量の「小さすぎ! 大きすぎ!」を未然に防止。「Bluetooth Volume Manager」
2020年10月23日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Bluetooth Volume Manager
開発者: darken
価格: 無料
対応OS: Android 4.4 以上
カテゴリ: ツール
ダウンロード: Android
スマートフォンで音楽を聞くときやオンライン会議の際に、ヘッドフォンの音が小さくて聞こえにくかったり、大きすぎてびっくりしたりする、そんな経験はないだろうか。だったら、再生機器ごとのボリュームを記憶しておける「Bluetooth Volume Manager」を使ってトラブルを防止しよう。
ワイヤレス機器の音量を個別に記憶
「Bluetooth Volume Manager」は、Bluetooth接続のヘッドフォンやヘッドセット、外部スピーカーなどの再生機器ごとの音量を調整して、記憶しておけるツールだ。
Androidスマートフォンでは多くの場合、異なるワイヤレス機器を使用しても音量設定は共通となる。そのため、機器ごとの元々の聞こえ方が違っていると、適した音量にするために接続のたび調整する手間がかかってしまう。
また、スマートフォンの本体スピーカーの音量を変えたつもりで、ワイヤレス機器の音量を変えていた、というような勘違いもしやすい。ワイヤレス機器でオンライン会議に臨んだら相手の声が全く聞こえない、なんてトラブルも発生しがちだ。
しかし本アプリを利用すれば、ワイヤレス機器1つ1つの音量を個別に記憶しておけるようになる。たとえばヘッドセットに接続したときはオンライン会議に最適な音量に、外部スピーカーに接続したときは音楽再生に最適な音量に、というような設定が可能なのだ。
メディア音量と通話音量も記憶できる
ワイヤレス機器だけでなくスマートフォン本体スピーカーの音量も記憶可能だ。本体スピーカーとワイヤレス機器の音量設定を勘違いしたとしても、ワイヤレス接続時には自然と音量調整されるので、音が「小さすぎる・大きすぎる」問題は防げるだろう。
さらに、再生機器ごとにメディア音量と通話音量を記憶できるから、1つのワイヤレスヘッドセットが音楽鑑賞用と電話・会議用とを兼ねている場合でも音量設定で混乱することはないはず。
アプリ内課金でアップグレードすると4つ以上の再生機器の音量を記憶でき、しかも着信音や通知音などの音量も個別に記憶可能になる。使い勝手を一段と高めたいならぜひとも有料のプレミアム版を検討したい。