てっぱんアプリ!

「Google」アプリがいつの間にか強力な検索・ニュースツールに

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Google
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 10.0 以降、Android OS
カテゴリ: ツール
ダウンロード: iOS Android

 多数のクラウドサービスを提供しているGoogle。それをそのままアプリ名にした公式の「Google」アプリが進化している。Web検索できるのはもちろんのこと、端末操作や個人の好みに合わせたさまざまな情報、コンテンツをまとめて表示できるようになっているのだ。

検索だけでなくコンテンツ閲覧にも便利な「Google」アプリ

アプリランチャーとしても使えるパーソナル検索機能

 Googleが提供するその名も「Google」は、検索やニュース配信などの機能を統合したアプリ。Web検索窓と現在地の天気とともに、ユーザーのWebアクセス履歴などにもとづいた最新のニュース記事を一覧でき、欲しい情報をすぐに手に入れることができる。過去の検索履歴をWebページのサムネイルを見ながら確認していける機能もある。

ユーザーの行動履歴に応じたニュース記事が表示される
閲覧履歴はWebページのサムネイルで確認可能

 そのなかでも注目したい機能の1つが、パーソナル検索。Gmailの新着メールやGoogle カレンダーに登録した直近の予定を一覧できるのに加え、マップアプリやその他対応するアプリで閲覧した内容も表示するようになっている。さらに、よく使うアプリのショートカット一覧、スマートフォン上での操作履歴も見ることが可能。それらのアプリの起動もできるので、簡易的なランチャーとして使うのにも便利だ。

Gmailで受信したメールやカレンダーの予定を表示
最近使用したアプリも一覧して起動できる
Web閲覧履歴、アプリ操作の履歴が残る
マップアプリで参照した場所の履歴も

ジャンル、固有名詞を指定して好みの情報、ニュースを受信

 トップ画面で表示されるニュースは、過去の行動履歴から自動でユーザーの好みに合いそうなコンテンツが表示されるだけでなく、ユーザー自身がカスタマイズすることもできる。スポーツ、テレビ、映画といったあらかじめ用意されているジャンルのなかから細かい項目を“フォロー”して、自分にジャストフィットする情報が優先的に表示されるように設定可能だ。

画面右下の「その他」をタップ後、ナビゲーションドロワーの「Customize Discover」を選ぶ
カテゴリーごとに自分好みの項目をフォローする
あらかじめ用意されているジャンル、トピックは多数。好みに当てはまるものが見つかるはず

 たとえばスポーツジャンルだと競技ごとのリーグやチームをフォローしたり、テレビや映画なら番組・作品をフォローしたりして、それらに関連する情報を得ることができる。用意されているジャンルから選べないものは個別のアスリート・有名人や、過去の行動履歴から抽出されたキーワードを指定してカスタマイズ可能。まさに自分専用のポータルとして役立てられるだろう。

ジャンルから好きなものが見つからないときは、行動履歴から抽出されたキーワードを指定
選んだ項目に当てはまるコンテンツがトップ画面に表示されるようになる
ホーム画面に配置する「Google」アプリ起動用ウィジェットのデザインもカスタマイズ可