てっぱんアプリ!
長時間の音声入力+簡易キーボードで効率よく音声メモできる「スピーチノート」
2018年10月12日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: スピーチノート
開発者: WellSource
価格: 無料
対応OS: Android 4.3 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: Android
AIの進化で音声認識による操作も実用的になりつつある昨今、文字もキーボードではなく音声から入力することで、より効率的にテキストメモをまとめられるようになってきている。そんな音声入力に最適なメモアプリ「スピーチノート」を紹介しよう。
ストップするまで音声認識をやめない長文向けメモツール
「スピーチノート」は、音声入力に特化したメモツール。画面上のマイクボタンを押して端末にしゃべりかけることで、音声を認識して自動でテキスト入力する。それだけなら他の音声入力アプリや、Google音声入力などの代替キーボードアプリと変わらないが、本アプリはその音声認識中の使い勝手に特徴がある。
Googleの音声認識エンジンを利用するのは他の多くのアプリと同じ。しかし、通常なら音声入力が途切れたときに自動で録音が中止されてしまうところ、本アプリではユーザーが録音をストップするまで音声認識処理を続行するため、長時間の音声入力もOKとなっている。また、Googleの音声認識エンジンを利用するアプリでは、大きなマイクアイコンなどが最前面に表示されてしまいがちだが、本アプリでは画面下部に小さくしか表示されないため、常にテキスト入力画面を広く見渡すことができる。
しゃべりながらキーボード入力も可能
現状、Googleの音声認識エンジンでも100%確実に正しく音声認識されるとは限らない。そのため、きれいな文章を得るには必ず手直しする必要がある。ところが本アプリでは音声認識中でも簡易キーボードからスペース、改行、句読点などの記号をリアルタイムで挿入していけるので、しゃべっている間にある程度整形されたテキストに仕上げてしまうことができる。
簡易キーボードには定型文を一発で挿入するショートカットも割り当てられる。音声入力をほとんど中断することなく、よく使う言い回しや段落の区切りなどを簡単に差し込んでいけるため、さらに音声入力の効率をアップできる。メモを手書きで取りにくい場面はもちろんのこと、本格的な長文テキストの作成にも活躍しそうだ。