てっぱんアプリ!
スマホがメディアサーバーになる「BubbleUPnP」で、古い端末を有効活用
2018年10月5日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: BubbleUPnP
開発者: Bubblesoft
価格: 無料
対応OS: Android OS
カテゴリ: 写真・ビデオ
ダウンロード: Android
新しいスマートフォンに買い替えると、それまで使っていたスマートフォンの出番はほとんどなくなってしまうはず。携帯電話として持ち運ぶことがなくなったとしても、「BubbleUPnP」を上手に活用すれば、その後もずっと活躍してくれるかもしれない。
データの橋渡しも可能なメディアプレーヤー
「BubbleUPnP」は、音楽、動画、写真などの再生が可能なメディアプレーヤー。単にスマートフォン内にあるメディアファイルをそのスマートフォン上で再生できるというだけでなく、他のデバイスから取得したデータを他のデバイスで再生させる、というように、ソースとなるデータの入力元と出力先をさまざまに変えられるのが特徴となっている。
例えば、同一のネットワーク上のNAS(Network Attached Storage)がメディア(DLNA)サーバーとして動作している場合、そこに保存しているメディアファイルを読み込み、Chromecastなどのデバイスに出力してテレビなどの大画面モニターで音楽や動画を流せる。BubbleUPnPは、いわばデータを橋渡しする役割も果たすわけだ。
起動している間はスマートフォンがメディアサーバーに
このときBubbleUPnPを起動しているスマートフォンは、そのスマートフォン自体もメディアサーバーとして動作する仕組み。大量の音楽・動画ファイルを保管したmicroSDカードを古いスマートフォンに装着してBubbleUPnPを起動し、新しいスマートフォンからデータソースとして指定すれば、新しいスマートフォン上でいつでも音楽や動画を楽しめる。使わなくなった古いスマートフォンの有効活用にもなるだろう。もちろん出力先は、新しいスマートフォン側のスピーカーでも、Chromecastなどの外部デバイスでもOKだ。
昨今は高音質のハイレゾ音源や、スマートフォンで撮影した高解像度の写真・動画など、大容量のファイルがスマートフォンのストレージを占有しがち。頻繁に使うことのないデータを古いスマートフォンのSDカードに移し、新しいスマートフォンを常に身軽にしておくことで、スマートフォンの紛失や故障によるデータの消失を防ぐことにもつながるだろう。