てっぱんアプリ!
選択不可テキストを一発抽出。部分キャプチャーも可能にする「fooView」
2018年7月6日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: fooView
開発者: fooView Inc.
価格: 無料
対応OS: Android 4.1 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: Android
スマートフォンに標準で用意されている便利機能も、万能ではない。例えばテキストのコピーやスクリーンショットの撮影などがそれ。アプリによってはテキストの選択自体が不可能だったり、常に全画面のスクリーンショットが保存されるため一部だけ欲しいときは後で加工が必要だったり……。そんなテキスト操作や画面キャプチャーをもっと便利に使いたいなら「fooView」がおすすめだ。
ドラッグ&ホールドで即座にテキスト抽出
「fooView」は、画面にフローティング表示されるアイコンからさまざまな機能を実行できるランチャーアプリ。円形のアイコンを通じて、よく使うアプリや内蔵のファイル管理ツールなどを素早く起動する機能、「戻る」や「ホーム」などのナビゲーションキー代わりに使えるジェスチャー機能のほか、多数の機能を利用できる。そのなかでも注目なのが、画面内のどんなテキストも選択可能にする機能と、スクリーンショットを直接トリミングして画像保存できる機能だ。
例えば、多くのWebページでは長押しするとテキストを選択でき、クリップボードへのコピーや共有機能を使ったアプリ連携などが可能になっている。ただ、一部のWebページや、Webブラウザー以外のアプリではテキスト選択できないこともある。テキストの長押しが無効になっていたり、アプリのUIとして表示している部分などだ。この場合、わからない用語をコピー&ペーストして意味を調べたり、外国語の文章を翻訳したりといった操作がすぐにはできない。
そんなときは本アプリのフローティングアイコンをドラッグして、選択したいテキストの上へ移動してから1秒間ほどホールドし、「A」と表示されたら指を離す。すると、そのエリア全体のテキストが抽出されてポップアップウィンドウに表示され、その後はコピーしたり、翻訳機能と連携したり、共有機能で他のアプリと連携したりと、自在にテキストを扱えるようになる。
指定範囲をキャプチャー。同時に複数テキスト抽出も
画面の一部のキャプチャーも同じような操作で行える。フローティングアイコンをキャプチャーしたいエリアの始点となる箇所へドラッグし、しばらくホールドしてから続けてドラッグすると、黄色の枠線で範囲指定できるようになる。範囲を決めたところで指を離せば、その切り取られたエリアがポップアップウィンドウに表示され、画像保存したり、他のアプリと連携したりできる。
このとき、指定した範囲内にテキストが含まれていれば、そのテキストも抽出するようになっている。画面キャプチャーだけでなく、複数エリアにまたがるテキストを一括で抽出したいときにも便利だろう。フローティングアイコンの位置、透明度などを変えられるほか、アイコンではなく画面端に細いバー状にしておくこともできるので、他のアプリ操作の妨げにならず、普段からさりげなく活用できそうだ。