てっぱんアプリ!

法人ユーザーに朗報。商品がさらに安価になる「Amazon Businessアカウント」
2017年9月29日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

アプリ名: Amazon ショッピングアプリ
開発者: Amazon Mobile LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 8.0 以降、Android OS
カテゴリ: ショッピング
ダウンロード: iOS Android
9月20日から正式にスタートした「Amazon Businessアカウント」。法人や個人事業主向けに、便利な機能と品ぞろえを用意したサービスだ。このAmazon Businessアカウントでも、従来からある「Amazon ショッピングアプリ」をそのまま使えるが、実は一部商品は通常よりも安価に提供されているので、対象ユーザーはぜひ試してみてほしい。
法人なら翌日には利用可能に
「Amazon Businessアカウント」の対象となるのは、法人(企業)か個人事業主。法人であれば主に購買担当者が代表してアカウントを取得し、運用することになる。法人として実際に申し込んでみたところ、オンラインで申請した翌日には登録が受理され、利用が可能になった。個人事業主の場合は申込時にいくつか追加の確認書類を提出することでアカウントを取得できるようだ。


従業員として働いているそれ以外の一般の会社員は直接申し込むことはできないが、代表してアカウントを取得した購買担当者などから招待してもらうことで、法人アカウントのグループに含まれるユーザーとしてAmazon Businessアカウントのサービスを受けられる。
オフィス用品の一部が一段と安価に
Amazon Businessアカウントと個人のAmazonアカウントの最もうれしい違いは、商品の価格。もともと安価なことが多いAmazon.co.jpの商品だが、一部の価格は「法人価格」としてさらに値引きされ、大量購入もしやすくなっている。
法人価格は主にオフィス用品に適用されていることが多い。たとえば、特定のコピー用紙は通常18%引きのところ、Amazon Businessアカウントで見ると33%引きに。他には、通常の販売価格から5~6%引きになっている小型金庫なども見つかった。
お急ぎ便もOK。ただしPrime Nowの利用は不可
法人価格となっている商品のみを一覧で確認することはできないので、どの商品が割安か、というのは気付きにくいものの、個人アカウントで使い続けるよりも結果的に節約できる可能性は高い。現在のところ月会費・年会費はないにもかかわらず、Amazon プライム会員と同様の扱いで「お急ぎ便」を使えるのもメリットだ。
1カ月単位での請求書による支払い方法(銀行振込)にも対応するなど、経理処理の省力化などに結び付く機能もある。法人・個人事業主なら早急にAmazon ビジネスアカウントの導入を検討することをおすすめしたい。
なお、現在のところ同じAmazonの買い物系アプリである「Amazon Prime Now」は、Amazon ビジネスアカウントで利用できない。そもそもAmazon Prime Nowではサポートに連絡しないと領収証が発行されないこともあり、法人利用にはあまり向かないサービスでもある。割引やお急ぎ便があることも考えると、オフィス用品の手配はAmazon ショッピングアプリに一本化するのが良さそうだ。