てっぱんアプリ!
タイムフリー聴取に対応した「radiko.jp」で、1週間前までの番組を聞こう!
2016年10月21日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: radiko.jp
開発者: 株式会社radiko
価格: 無料
対応OS: iOS 6.1 以降、Android OS
カテゴリ: エンタメ
ダウンロード: iOS Android
日本全国のラジオ番組を聞けるラジオ放送配信サービス「radiko.jp」が、「タイムフリー聴取」機能を実装した。タイムフリー聴取機能は、1週間前までの番組を聞き直せるradikoの新しい試み。どんな使い勝手なのか簡単に紹介したい。
放送済みの番組を自然な感覚で選んで聞ける
「radiko.jp」は、2010年から開始したAM/FMラジオ放送のライブストリーミング配信(IPサイマルラジオ)サービス。2016年10月11日からはこのライブ配信だけでなく、過去の番組の聞き逃し配信として、タイムフリー聴取機能の実証実験もスタートした。
タイムフリー聴取機能では、1週間前までに放送された番組を(一部を除き)さかのぼって聴取できる。画面上では「ライブ」「タイムフリー」「エリアフリー」という3つのモードを選べる形になっており、ライブでは現在放送中の番組を一覧表示、タイムフリーでは放送局ごとの番組表を切り替え表示できるようになっている。エリアフリーはプレミアム会員が利用できる、全国の番組を探して聴取するための機能だ。
タイムフリーの番組表の中から聞きたい過去の番組を見つけ、タップすれば再生画面になる。この番組表には放送予定の番組も含めて表示されているため、「過去のアーカイブされた番組を探して見る」というよりも、「番組リストから好きなものを選んで聞く」というような感覚で扱える。また、現在放送中の番組も最初や途中から聞くことが可能だ。
再生開始ポイントを指定できる「シェアラジオ」機能
タイムフリー聴取と合わせて「シェアラジオ」機能も利用できる。誰かに聞いてほしいと思った番組についてTwitter、Facebook、LINEなどを通じてシェアできるもので、番組内の再生開始ポイントを指定できるのが面白い。注目人物の出演タイミングや、好きな曲が紹介されるタイミング、自分の投稿葉書が読まれるところを指定するなど、使い道は多いだろう。
聞き逃した番組でも1週間以内であれば、いつでも好きな時に聞き直せるタイムフリー聴取だが、タイムフリー聴取が可能なのは1番組につき最初に再生を開始してから3時間後まで、という制限があることに注意したい。3時間を経過してしまうとその番組は再び聞くことはできなくなってしまう。一律で上限3時間となるため、3時間以上の放送時間がある番組については、最初から最後まで聞くことはできないことになる。
現在はあくまでも実証実験であるため、ニーズが少なければ将来的に提供が中止になったり、サービスの形が変わる可能性もあるだろう。継続するとしても、いずれはエリアフリーと同様に有料のプレミアム会員向け機能として提供されるかもしれない。ひとまずは無料の今のうちに、タイムフリー聴取を試しておくと良さそうだ。