スタパ齋藤の「スタパブログ」

 せせせせ先週末、よよよ予約注文しておいたこここコルグの「MS-20 mini」がととととと、と、届いたッ!! 新品ピカピカのモノフォニック・アナログ・シンセサイザーだーゼ~っ!! 凄い!!

 いや~カワイイですわ~コレ。まだちょっとしかイジってないですけど、こういう「ツマミで音を作っていけるアナログシンセ」は楽しいですのう。「作っていける」というより「試していける」「実験していける」という感じかも、俺的には。

 ところでじつは、MS-20 mini発売の約一ヵ月前、KORG本社にお邪魔して実機をイジらせていただいだのであった。なんか発売前でも本社ショールーム(誰でも入れる)などで、フツーに実機に触れられるんでした。ちなみにコルグ本社は、東京都稲城市矢野口4015-2(京王よみうりランド駅前)にある。

 さておき、本社で実機に触れていたら、偶然にも「35年前のオリジナルのMS-20の開発者でもある西島裕昭氏(コルグ開発部技師)にお会いできたのであった!! MS-20を作った人であり、もちろんMS-20 miniの開発に超関わっているお人であらせられまくるお方だ。

 西島氏からは興味深いお話を多々聞けたが、ビビったのはMS-20 miniのデモ操作。自在にパッチングを行い、ツマミを回し、聴いたことないような音が次から次へと!! マジ神業。ムサデンのメンバー3人で伺ったんですけど、3人とも口あんぐり。茫然。ショックを受けて帰ってきたのであった。

 ん~むむむ。あんなふうにMS-20 miniを自在に操れるように……なれるとは思わないが、凄い可能性を秘めたMS-20 mini。鋭意いじくりまわしてゆきたい!!

コルグのモノフォニック・アナログ・シンセサイザー「MS-20 mini」。オリジナルとなるMS-20の回路を完全再現しつつ、サイズはオリジナルの86%に縮小している。実勢価格は4万1800円
キーボード部は、37キー(3オクターブ)のミニ鍵盤。つまみ類も小さめサイズとなっているが、全体を見ると物凄く堂々としたデザインなのである。やっぱカッコイイ!! カッコ良過ぎる
パッチコードは標準プラグからミニプラグに変更された。ハッキリ言ってパッチングしやすいっス。この黄色くてかわいいパッチ・コードは10本が付属している。妙に買い増したい気分だ。
左から3番目のお方がMS-20やMS-20 miniの開発者である西島裕昭氏。ほかは武蔵野電波社の物欲担当やアナログシンセ好き担当やウクレレおよび電子工作担当など40代のコルグ好きオヤジ
MS-20 miniを自在に操りまくり尽くし倒す西島氏のゴッドハンド。35年前のオリジナルMS-20開発者だけあって、何から何まで知り尽くしており、次から次へと驚嘆に値する音を作り出す
モノニョニックニャナニョグニンニェニャイニャーってニャにかしら。このくらいの長さになると言い切っただけでもすごいよね。うかちゃん照れちゃうニャ。ニャニャ。ニャニャ。的な

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。