結局パワーブロックを買い増し

2011年11月16日 06:00

 あーもーやっぱりそうなのかーっ、と後悔したのが、パワーブロック。先週、「パワーブロック アドバンスタイプ SP5.0」という省スペースの重量可変ダンベルについて書いたが、やっぱりさらに重いほーの「パワーブロック プロタイプ SP9.0」を買うしかないとなり、渋々買うことに。

 渋々ってのはつまり、最初からこちらの「パワーブロック プロタイプ SP9.0」を買っておけば良かったなぁ、と。まあ前述の軽いほーのパワーブロックも、あまり太くない筋肉を鍛えるとか、利用価値はあるんですけどネ。でも、パワーブロックを買い増して、省スペースなハズのパワーブロックにスペースを少し食われちゃう本末転倒感であり、パワーブロック自体が高価さでもあり、すなわちヤッチマッタ感と言えよう。無念。

 さて、「パワーブロック プロタイプ SP9.0」を使い始めて、じつはすでに3週間くらい経過している。ので、使用感などを少々。

 この「パワーブロック プロタイプ SP9.0」は、片側の重さを最小5ポンド(約2.3kg)~最大90ポンド(約41kg)まで、27段階(約2.5~5ポンド刻み)で調整可能段のダンベル。ペア販売なので、両方合わせると最大約81kgですな。また、別途「パワーブロック プロタイプ用 130ポンド拡張セット」を買うと、片側最大130ポンド(約59kg)へと重量増加させることができる。

 で、「パワーブロック アドバンスタイプ SP5.0」よりも、この、重い方の「パワーブロック プロタイプ SP9.0」が良いと感じたのは、まずは重量幅があり、最大重量も実用的な値で、さらに追加でもっと重くできるという汎用性。これにプラスして、重さを「約2.5~5ポンド刻みで調節可能」というのも良い。軽いほうの「パワーブロック アドバンスタイプ SP5.0」は「約5ポンド刻みでしか調節できない」のだ。

 1ポンドは約0.45kg(450g)。2.5ポンドは約1.13kg。5ポンドは約2.27kg。前使ってたパワーブロックは2.27kg刻みでしか重さを変えられなかったので、筋力に最適な重さに調節しにくかった。「もう少し重いとちょうど良い」となるとイキナリ2.27kg重くするしかないのだ。部位によっては「無理、これだと上がらない。けど、重さを戻すと物足りない」みたいなことも。

 新しく使いはじめたプロタイプの場合、約1.13kg刻みで重量アップできるので、そういう問題が起きにくい。ただし、一部は5ポンド(2.27kg)刻みでの重量UPになってしまう。たとえば、15ポンド→17.5ポンド→20ポンド→25ポンド→27.5ポンド→30ポンド→35ポンド……というふうに、20ポンドからは25ポンドへ、30ポンドからは35ポンドへ、5ポンド=約2.27kgのUPになる。この中抜け、ぜひ改良して欲しいところですな。

 あと、1.13kg刻みの調節をするためには、白いグリップ部をいったん外して、そのなかにある筒状ウェイトを抜いたり挿したりする必要がある。そうして、グリップ部をグレーのウェイトに置き、ピンを挿す。ので、二手間かかってちょいと面倒。本来手っ取り早いハズのパワーブロック重量調節がやや面倒になっていて本末転倒なんだが、まあ、10秒の手間が20秒になる程度なので、許せる範囲ではある。

 それと、質量表示。ポンド表示はやっぱりわかりにくい。ピンと来ませんな。俺の場合はラベルライターでkg表示印刷したテープを貼って換算表代わりにしている。

 でもまあ、大小2種のパワーブロックのおかげで、最近ではかなり細かく部位別重量を調節してのウェイトトレーニングをするようになった。マジメに筋トレすると楽しいですな♪ パワーブロック二度買いについてはヤッチマッタ的な出費をした俺だが、モト取るつもりでガシガシ使い込んでいきたい。……使い込んでも消耗したり壊れたりすることは恐らくないシロモノなんですけどネ。

「パワーブロック プロタイプ SP9.0」は重さ(片側)を5ポンド(約2.3kg)~90ポンド(約41kg)まで27段階(約2.5/5ポンド刻み)で調整できるダンベル(ペア販売)。超高いっ!! でもイイ!!グリップ内にある筒状の重りを出し入れすることで、約2.5/5ポンド刻みの重さ調節を行う。この重りを入れたままでの重さ調節は10ポンド刻みとなる。いきなり約4.5kgのUPは厳しい。パニャーブニョックってニャにかしら? 前にも言ってなかった? 前はニャンベニュですよ。そうだったね。それでニャにかしら? ニャにが? ニャんだっけ? ニャ。ニャ。的な。