ワコムのBamboo Stylusを試用してみた
先月発表になったワコムの「Bamboo Stylus」。ペンタブレットメーカーが作る本格派(!?)スタイラスとして注目を集めている新製品だが、発売日が2011年5月27日(金)に決まったようだ。ワコムストアでの価格は2980円(http://tablet.wacom.co.jp/store/campaign/stylus/index.html)。
コレ、静電容量方式のタッチパネルデバイスに対応する手書き用スタイラスですな。iPadとかiPhoneとか多くのAndroidスマートフォン/タブレットで使えると思われる。このテの静電容量方式対応スタイラスとしては、Bamboo Stylusの2980円という価格は高め。そのあたりも含めて興味津々だったので、サンプルをお借りして使ってみた。
ザックリした結論から言うと、拙者がこれまで買ったどの静電容量方式対応スタイラスよりも作りがイイ!! 高級!! みたいな。細部を凝視してもお粗末な部分は見つからない。クリップ部もキレイに作られているが、不要なら取り外すこともできる。
Bamboo Stylusを手にすると一瞬、若干重い気がしなくもない。のだが、画面に書く段にになるとその重さは感じず、むしろ非常にラクかつスムーズに書ける。たぶんペンとしてのバランスがイイんでしょうな。そのためか、わりと長時間使っていても疲れやストレスを感じない。このタイプのスタイラスは既に5本くらい買っている拙者だが、Bamboo Stylusがいちばん「イラつかずに使える」という印象。それゆえ長時間使っていられるとも言えよう。
あと、こういったスタイラスを長時間使うと、スマートフォンやタブレットの画面が汚れなくて快適ですな。指で画面に触れなくなるので、指紋の付着が激減&画面掃除の面倒も激減。なかなか快適だ。
まあもともと指で操作するように作られた端末は、指で操作したほうが快適である場面が少なくないが、Bamboo Stylusで使うと効率がよくなる場面も多い。たとえばiPhoneやAndroidなどスマートフォンで文字入力する場合、QWERTY配列のソフトウェアキーボードを非常にスムーズに使える。ミスタイプがかな~り減る。それと、ピンポイントでタップする必要があるアプリ(たとえばパズルゲーム類)でも、誤操作が減って快適に使えるようになる。
なるほどネ。長時間ストレスフリーで使えるスタイラスだと、これまで見えてこなかったコトがいろいろ見えてきますな。2980円はちょいと高価だが、使い心地の良いBamboo Stylusであった。
ワコムのBamboo Stylus。静電容量方式のタッチパネルデバイスに対応するスタイラスだ。ワコムストアでの価格は2980円 | サイズは、直径9mmで全長120.8mm。質量は18.9g。プチ短めのペンって感じ。書き味に違和感がなく、長時間使っても疲れにくい | ニャコムってニャにかしら? スタイニャスらしい。じゃあ転がして遊びましょう!! そうしよう!! ニャ。ニャニャニャ。的な |