クランクブラザーズのjoplin 4rがイイ♪
CRANK BROTHERSのjoplin 4rというシートポストを買った。自転車のサドル高を手早く調節できる機能を持つシートポスト(サドルを支えるパイプ)ですな。これをMTBに装着して使っている。
拙者のMTBのサドル高は、ロードバイクと同様のセッティングなので、山あり谷ありのトレイルを走る場合はチト高い。その場合はいつものセッティングからちょっとサドルを下げたい。シートポストはクイックレバーで上下できるので、それで下げればいいんだが、いちいち自転車から降りてサドル高を調節するのがチョー面倒だと感じていた。
ので、「自転車に乗ったままサドル高を調節できるグッズ」を探し求めた。結果、上記のjoplin 4rに行き着いたので、ズギャッと購入。即使用。結論を言えば、も~超便利でサイコー!! である。
joplin 4rは、手元のレバーを倒せばサドル高を無段階で調節できる。レバー倒してサドルに体重をかければ低くでき、レバー倒してサドルから腰を浮かせば高くできる。事務イスなどの高さ調整と同様ですな。ともかく、走行中でも両手をハンドルに置いたまま、サドル高を自由に調節できるというわけだ。
ちなみに、joplin 4は2種類ある。上記のように(リモートコントロールレバーで)高さ調節可能なjoplin 4rと、シートポスト上部(サドル下)に高さ調節用レバーが付いたjoplin 4lがある。joplin 4lの場合はシート高調整時、片手をサドル下にもっていく必要がある。なお、両タイプにシートポスト径別に2種類(30.9mmと31.6mm)があるので、合計4種類ってコトですな。
さらに言うと、レバー固定式のjoplin 4lでも、joplin remote kitを使って組み替えれば、joplin 4rとして使える。拙者は当初、「joplin 4l+joplin remote kitを買って、サドル下レバーとリモートコントロールレバーを体験してゆきたい!!」とか考えたんだが、ナゼかレバー式もremote kitも在庫切れ状態だったので、成り行きでjoplin 4rを購入した。
しかし拙者的結論から言えば、joplin 4rにして正解だったと思う。てのは、現実的な話、ダートロードで片手運転はかなり危険だから。一瞬試してみたが比較的に平坦なダートでも、片手だとずいぶん不安定になる。
さて、拙者の場合、joplin 4rのパイプが最大に伸びる位置を舗装路走行用のサドル高(ロードバイクと同じ高さ)にセットしている。腰を浮かせてレバーを倒せば通常走行時のサドル高になるんですな。で、主にダートの下り坂では、傾斜に応じてサドル高を下げている──サドルに腰を置いた状態でレバーを小刻みに動かせば、少しずつサドル高を下げていける。
joplin 4rを使い始めてからまだ100km程度しか走っていないが、容易にサドル高変えられるわりにはガタとかないし、レバーも扱いやすいし、非常に好印象。高価ですけどネ。
ひとつ、機構からの問題か、自転車を90度立てた状態(バイクスタンドに吊した状態)だと、レバーを倒さなくてもサドルを下げることができちゃって違和感がある。が、通常走行時は問題なく使えている。
CRANK BROTHERSのjoplin 4r。サドルの高さを手軽に調節できるシートポストなのだ。日本国内では3万円くらいで売られている | シートポストとしては、直径が30.9mmと31.6mmの2種類が存在する。自分の自転車のシートポスト径に合う方を買わないといけない | 高さ調節可能なシートポスト本体以外に、ケーブル式のリモートコントロールレバーが付属する。ハンドルにレバーを取り付ける |
リモートコントロールレバーはこんな感じ。アルミと思われる金属製で、非常にしっかりと作られている。全体的に作りがイイですな | 自転車のハンドルにリモートコントロールレバーを装着したところ。これは自転車の前方から見たところですな。人差し指で操作可能 | ハンドルの手前からリモートコントロールレバー装着状態を見たところ。ブレーキ操作と同じ程度の力でレバーを倒すことができる |
joplin 4rをセットしたところ。写真はいちばん伸びた状態。黒い線はリモコンのケーブル。サドル角度がちょっとヘンなのはご愛敬 | いちばん縮めた状態がこれ。調整可能な範囲は4インチ(100mm)。これだけ調節できれば、激坂下り腰引きライドも問題なく行える | ニョプリンってニャにかしら? サニョルらしい。ニョプリンのサニョルね。ニョプリンのサニョルだよね。ニャ。ニャ。みたいな |