フルサスペンションMTB初体験

2011年2月2日 06:00

 はいはいはい真冬なのに自転車乗る気満々の拙者が走り抜けますよシャァァァァーッ……危ないッ!! だが大丈夫だ!! チョ~止まる!! この俺の最新っていうか最近買った自転車のブレーキはディスクだしタイヤのグリップも超イイ!! 急停止上等!! みたいな。

 てゅーかスペシャライズド2010 Stumpjumper FSR CompというMTB(マウンテンバイク)を購入した。アウトレット店で激値引きの激安だったからというよりもむしろ、ロードバイクで走るのがためらわれる道を走るため!!

 まだあんまり走ってないんですけど、今時のMTBっていうか本格的なMTBってスゴいんですね~。MTBに関しては20年くらい前にルック車しか乗ったことなかったんで、完全に目から鱗っス。なにこの走破性。なにこの快適さ♪ スピードも出るじゃん!!

 初日に十数キロ走ってみたところ、なんか舗装路からオフロードオートバイが走るような道なきエリアまで、全部イケそうですなMTBって。担いで歩けたりもするので、オフロードオートバイでも通れないようなトコロもOKな予感。ヘタすると「山で自転車に乗って遭難する」くらい行動範囲が広いのかも。

 相変わらずロードバイクにも乗ってる拙者ですが、MTBにはある意味ロードよりも危険な魔力がありますな。総じて「今すぐココから走り始めて、思い描いた目的地まで走って行けそう」ということ。これが強い誘惑となる。

 拙者の場合、たとえばロードだと「あの公園に行こう!!」と思えば行ける。のだが、途中に砂利道があったりするだけで「う~ん……ほかの公園にしよっかな」とか思いがち。ロードで砂利道走ってパンクしたりするのヤじゃないですか!!

 でもMTBだと、砂利道も普通に走れる道の範疇。雑木林も道に含まれる。まな板みたいなデコボコ地面も道のうち。MTBにとっては、そこらじゅう、十分走破できる道だと言えちゃう気がする。

 要は「どこでも走って通れる」みたいな自由度。思いついたら即、乗って、走り出せば、行けるような……予感。これが「四の五の言わずに今スグ出かけよう」というモチベーションにつながっちまって、気もそぞろにナリガチなのだ。

 ロードだけの場合は「ちゃんと調べないと(道が超悪いなどして)痛い目に遭うから……いずれじっくり調べてからにしよう」的なブレーキがかかる。MTBのディスクブレーキは超効くけど、走行欲に対してはほぼノーブレーキという点、社会人生活における危険性がズニャニャーンとある魔性の装置かもしれない。

SPECIALIZEDのクロスカントリーMTB、2010 Stumpjumper FSR Comp。段差もグレーチングも小石も不安僅少で走破できちゃうのだスペシャニャイズニョってニャにかしら? 自転車らしい。また自転車なのね。また自転車だよね。ニャ。ニャニャ。みたいな