TEIMCOのヘッドセメント関連便利ツール

2009年5月18日 11:00

 何かと便利なので愛用している道具がある。TIEMCOTMCアプリケータージャーだ。

 コレ、フライフィッシング関連。フライ(毛バリ)を巻くときに使う接着剤(ヘッドセメント)を入れておけるボトルだ。また、ほんの少量だけセメントを使える塗布用針のギミックも持つ。

 この中にヘッドセメントを入れておいて、上部に見える棒のようなもので栓をする。と、内部のセメントは固まらない。実質、フライ用のセメントなら1年以上楽勝で固まりませんな。密閉力はバッチリ。で、使う時は棒を抜く。と、棒の先の針の部分に適量のセメントが付着した状態で出てくるので、それを対象に塗る。という道具。

 前述のように毛バリ作りの道具で、毛バリの糸や羽を固定するのに使うんですけど、手芸とか電子工作にも使える。アクセサリの一部から糸がニョッと出て見苦しい、とか、デコの一部が取れちゃった~、とか、細い導線が固定されてなくて何だか不安、というとき、ごく少量のセメントでそれら対象を固定できる。チューブ式の接着剤+爪楊枝、よりずっと緻密な作業ができる。

 ちなみに、セメントの接着力だが、毛バリ作りのための借り止め用なので、そーんなには強くないが、借り止め用ってほどは弱くない。セメントの粘度は専用の薄め液(http://www.tiemco.jp/project/fishing_catalog/info_fly?brand=29&category=6&kind=66&commodity_code=607)で調整できるので、けっこーイロイロな用途に向くと思う。

 ……実は、C&Fデザインというメーカーから、さらにカッコいいし便利そうなアプリケータージャーことCFT-220ヘッドセメントアプリケーターが発売される予定である。が、ずーっと発売されないんですよ。発売してくださいよC&Fさん!! とかフィッシングショーのような会場でメーカーさんに直接お願いしたけどまだ未発売。んも~、スゴく良さそうなのにCFT-220。

TEIMCO(ティムコ)のTMCアプリケータージャー。ヘッドセメントを保存しつつ、即座に少量だけ使えるツールなのだ。本体は金属製。加工が精密なので、内部のセメントが固まりにくい。このように棒の部分を抜くと、その先はニードルになっている。ニードルに微量のセメントが付着した状態になるので、そのまま対象に塗布できる。

なんかフライフィッシング用ヘッドセメント臭がするから空気清浄機の近くにいましょう!! そうしよう!! 的な。