東芝gigabeat S60Vをポチっ!!

2006年4月24日 09:00

 ケンウッドのHDD型ポータブルオーディオプレーヤーことHD30GA9の音に驚いて悩んみ、くわッ!! と思わず購入した拙者なんですけど、まだ箱開けてないんですけど、箱がコンパクトで驚いたんですけど、さておき、今度は東芝からgigabeat Sシリーズが発売になるとのこと。

 ポータブルオーディオプレーヤーというと、MP3を始めとする圧縮音声を再生する音楽プレイヤーとなりますな。で、ケンウッドのHD30GA9や東芝のgigabeat Sシリーズにおいて、ひとつの大きな“売り”となっているのが、この圧縮音声をより高音質(だと感じられるように)再生する機能だ。

 例えばMP3の場合、最近とくによく言われていることだが、原音からMP3へと音声を変換(エンコード)するときに、高音部分を大幅に減らしてしまう。人間の耳では判断しづらい高音部分の情報を減らすことにより、原音をなるべく損なわずに音声をよりコンパクトに圧縮しているらしい。……ただ、やはり高音部分の情報が減らされてしまうので、例えば同じ曲を音楽CD(非圧縮状態)とMP3(非可逆圧縮状態)でよく聴き比べると、その違いがわかってしまう。

 ケンウッドのHD30GA9や東芝のgigabeat Sの場合、その方法は違うが、前述の“MP3へのエンコード時に失われてしまった高音部分を補う機能”を持っている。どういうシクミだかよく知らないっスけど、主に大幅削減されてしまった高音部分を元のそれに近づけるカタチで復活させる。

 ケンウッドのHD30GA9に限って言えば、この高音部分復活が、けっこー驚けてしまうレベルで行われている。MP3、高音復活状態のMP3、音楽CD、と聴き比べると、あらまホント!! MP3<高音復活状態のMP3≒音楽CD、みたいな感じで音質が良くなっているフィーリング。単なるイコライザとは違う、自然な音質復元(!?)が行なわれている感じなのだ。ま、曲や元のMP3データによっても“効き”が違うんですけどネ。

 でまあ、そういう驚きを体験してケンウッドのHD30GA9を買った俺なんですけど、まだ箱開けてないんですけど、箱がコンパ(以下同文)、さておき、こうなるとやっぱりiPodとケンウッドのHD30GA9を聴き比べてみるに決まってるじゃないですか。さらに東芝のgigabeat Sシリーズの音も聴いてみたいじゃないですか!! ってコトで東芝のgigabeat S60Vを「ポチッ!!」とするじゃないですか!! でしょ!? ね!? そうしますよね!! ……しねぇか普通は。

 てな感じでポータブルオーディオプレーヤーづいている最近の拙者なのであった。