みんなのケータイ

スライドインランチャーに登録できるアプリは32個まで

 arrowsシリーズの特徴でもある「スライドインランチャー」は、画面の隅や端からお気に入りのアプリを呼び出せてとても便利な一方、物足りないのがその登録数。スライドインランチャーで登録できるのは1つのランチャーに8つのアプリ、ランチャーは4つしかないので、全部で32個しかアプリを登録できません。

 スライドインランチャーに慣れすぎてしまったことに加え、スライドインランチャーのおかげでホーム画面にアプリを置かないスッキリ生活を満喫していたこともあり、なんとかホーム画面にアプリを追加せずに利便性を高めたいと、新たにランチャーアプリとして「Sidebar」を導入することにしました。

画面の横からアプリを呼び出せる。有料版の「Pro」は右から引き出せるので右利きにお勧め

 Sidebarはその名の通り、ホーム画面の横方向から呼び出せるランチャーアプリ。無料のLite版と、203円のPro版の2種類がありますが、違いは設置できる場所と登録アプリ数。Lite版はホーム画面の左側のみで、登録アプリ数も制限があります。Pro版はホーム画面の右に置くこともでき、画面をスライドすることでLite版より多くのアプリを登録できます。

 Sidebarがいいのは、ランチャーを呼び出すエリアを指定できるところ。普段使っているスライドインランチャーは画面の下側に設定しているのですが、Sidebarは画面の上側を指定しておくことで、2つのランチャーをうまく住み分けることができます。

呼び出し位置の指定
スライドインランチャーは画面下側に設定して住み分ける

 呼び出し方はちょっと慣れが必要ですが、画面の端から指を押しつけてしっかり内側にスライドするよう意識するとほぼ誤操作はなくなります。スライドインランチャーに加えてSidebarを設定したことで、たくさんアプリ入れているのにホーム画面はスッキリしたままという「なんちゃって持たない暮らし」を堪能できるようになりました。

 長期使っていていくつかの課題は、登録したアプリの並べ替えはできず、「INSERT」を使って1つ1つ挿入していくしかないこと、そしてたまに設定した位置や長さが別の場所に切り替わっていることがあることでしょうか。このあたりの安定性がより高まるといいなと思いつつ、そもそも論としてスライドインランチャーの登録数がもっと増えればいいのにと願う次第です。

並べ替えは若干面倒
最近お気に入りの壁紙は任天堂公式LINEで配布されていた名作「ファイアーエムブレム」壁紙。ここでもリフが排除されているあたりがファンにはたまらない設定