みんなのケータイ

 2015年冬モデルが続々と登場する時期に入り、筆者の相棒は、今夏使っていた「Galaxy S6 edge」から「Galaxy Active neo SC-01H」に切り替わった。MILスペック準拠というタフネス性能を備えつつ、800×480ドット(WVGA)という4.5インチディスプレイを備える機種だ。

 昨冬~今夏にかけて「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」を使っていたので、「Galaxy Active neo」を初めて手に取ったときには、「おお、このフォルム、この肌触りこそ……」と思ったり思わなかったりしたが、いずれにせよハイエンドモデルばかり使い込んできた身には、「1.2GHzのクアッドコア」というチップセットや、800×480ドットというフィーチャーフォンかと見まがうスペックのディスプレイに、少々不安を覚えたのだが、メイン端末として使ってみて1週間、スムーズに使えている、というのが正直なところ。

 もちろんまだ導入しているアプリはさほど多くはないが、グーグル謹製の「ハングアウト」も普通に使えているし、街中を歩いて遊ぶ新世代ゲームである「Ingress」のプレイにも支障はない。ただ、Ingressに関しては、ポータルが多数立ち並ぶ場所で高負荷な遊び方(硬めシールドおよび反撃Mod多数インストール済の高レベルポータルてんこ盛りな場所でバースターを連打する、とか)はまだ試していないので、これからストレスを感じる場面があるかもしれない。ただ、RAMが2GBということや、800×480という解像度も好影響を与えているのか、他のソーシャル系アプリやGoogle Play Music、ブラウザ、カメラを使い続けていても、今のところ困る場面はない。

 ストラップホールが用意されているのも、好印象を持った要素の1つ。ただ、4.5インチというコンパクトボディは、現在使用中の自転車用スマートフォンホルダーにはちょっと小さくて、ホルダーにおけるポジションは試行錯誤中だ。

 ちょっと困っているのが、ディスプレイの輝度設定。いわゆるオート調整のような機能がなく、環境にあわせて手動で明るさを調整している。夜や暗い場所では輝度を下げ、よく晴れた屋外では最大まで明るくして、なおかつ、「アウトドアモード」をONにする、という形だが、ある程度、自動で調節してくれるともっとラクチン。メーカーサイトを見ると、照度センサーは搭載しているようなので、ちょちょいのちょいで機能追加とかしていただけると嬉しいなあ。