みんなのケータイ

 今年もF1シーズンがついに始まった。と、思ったら、すでに4月12日で第3戦中国GPを迎える。年間19戦、11月下旬開催の第19戦ブラジルGPまで、あっという間にシーズンが過ぎていきそうだ。

 日本人として、今年は何とも感慨深いシーズンと言える。昨年まで、活躍していた小林可夢偉選手がシートを失い、今年は日本人ドライバーがゼロという悲しい状況になってしまった。数年前のホンダ、トヨタ、ブリヂストンといった日本企業の撤退はまだ許せても、日本人ドライバーが居なくなるというのは本当につらい。レースを見ながら、誰を応援すれば良いのか、正直、戸惑いながらのシーズンになりそうだ。

 さて、F1観戦のお供として、毎年欠かせないのが、F1公式タイミングアプリだ。毎シーズンご紹介しているが、今年もシーズンが始まったので、開幕戦オーストラリアGPの直前に、早速購入しておいた。

 有料アプリなのだが、これがまたとても優秀。サーキット上にどのドライバーが走っているかをリアルタイムで確認できるのだが、さらにラップタイム、セクター間タイム、トップスピード、トップドライバーとのセクター間のタイム差、タイヤの使用履歴など、本当に細かい情報を知ることができる。2012年版よりも、確認できるデータが増え、進化しているのが凄い。アプリ内に可夢偉が表示されないのはバグではないようだ。

 CSでの生中継を観ながら、アプリを使うと、中継ではフォローされていないような状況も把握できてかなり楽しいのだ。鈴鹿にも持参すると、生のレースを楽しみながら、状況がわかるので、本当に便利だ。

 このアプリ、1本2950円と、かなり高い部類に入る。そのため、できれば、シーズンが始まった早い段階で購入しておくのがベスト。まさに「今でしょ」。数年前は、シーズン途中で半額になったこともあったが、やはりF1ファンとしてはシーズンの早いうちに買っておいたほうがいいだろう。一度購入すれば、iPhoneだけでなく、iPad、iPad miniでも使えるので、「F1開催中は家にいないので、iPhoneでチェック」「自宅でCS観戦中はiPadの大きな画面で見る」といった使い分けもできるのでオススメだ。

 ここ最近、ホンダがF1に復活するのではないかというニュースもチラホラ聞こえてきた。日本勢の復活を待ちつつ、今年は地道にF1観戦をしていきたい。