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「GALAXY S III Progre」と卓上ホルダ「Desktop Dock」

 auの「GALAXY S III Progre」には卓上ホルダ「Desktop Dock」(SCL21PUA)が別売りで用意されており、auオンラインショップなどで購入できる

 筆者は「GALAXY NEXUS」を利用していた時も卓上ホルダを紹介したが、サムスン製の卓上ホルダはしっかりと作られる傾向があるようで、具体的には、今回購入した「Desktop Dock」にも音声のラインアウト出力端子が装備されている。最近はBluetoothで接続するスピーカーが人気なので有線で接続するユーザーは減っているかもしれないが、充電と同時に簡易的なメディアドックとしても利用できるのは活用の幅が広がるというものだ。

 その「Desktop Dock」の本体は、充電用の端子部分をパタンと内部に収納できるようになっており、(どれぐらい必要かは不明だが)卓上ホルダを持ち運ぶ際にもバッグの中に収納しやすくなっている。塗装もしっかりしており、プラスチックの素材感そのままということもある一般的な卓上ホルダと比べれば丁寧に作られている印象だ。もっとも、その塗装の仕上げは、ドコモ向けの「GALAXY S III」を彷彿とさせるヘアライン加工のような模様になっているのはご愛嬌といったところなのだが(「GALAXY S III Progre」の背面は格子模様)。

 卓上ホルダ側はmicroUSB端子が生えているだけで基本の部分に特別な部分はない。「GALAXY S III Progre」だけにフィットする形状ではないため、向きや位置が合えばほかのスマートフォンでも利用できる。もちろん端子部分を痛めたりする可能性はあるので自己責任での利用になるが、「GALAXY NEXUS」は同じサムスン製ということもあってか、USB端子の向きや位置がほぼ同じで、すんなりと装着できた。「GALAXY NEXUS」の卓上ホルダと違って今回の卓上ホルダは端末を縦置きにするタイプなので、着信メールの簡単な確認程度なら卓上ホルダにセットしたままでも行いやすい。その際はタッチ操作用のペンなどがあると手首の角度的にも楽になる。

接続部はmicroUSB端子があるだけのシンプルなもの
フタを閉じればスッキリとした外観に
音声のラインアウト端子を備えている。設定はスマートフォン側で行える