4:3ディスプレイのL-06D JOJOでKindleを使ってみる
L-06D JOJOで書籍を開いたところ |
サービス開始が今か今かと待たれていたAmazonの電子書籍サービス「Kindle」。対応する専用電子書籍リーダーこそサービス開始と同時には発売されませんでしたが、スマートフォンアプリを使えばKindleストアの電子書籍を買うことができるので、これまで他の電子書籍付けだった自分もすっかりKindleユーザーとして、あれこれ電子書籍をダウンロードして楽しんでいます。
スマートフォンの場合、アプリをインストールしてログインさえすればどの端末からでも読めるので、手持ちの端末でいろいろとKindleをインストールして楽しんでいましたが、こと書籍を読むことに関しては、4:3という珍しい画面比率のディスプレイを採用したL-06D JOJOがとても見やすいと感じました。
電子書籍の場合、PDFと違って画面サイズに合わせて表示する行が増えたり、フォントサイズを調整したりということが自由にできるのですが、主流となっている16:9のディスプレイと比べて、4:3は横により多く文字列を表示できるため、縦書きの文章がとても読みやすい。比べてみるとわずかな差ではあるのですが、実際に読書を始めるとこのわずかな差が読みやすさにつながります。
同じ5インチサイズのGALAXY Note SC-05Dで同じ書籍を開いたところ | 4インチのiPod touch 第5世代で同じ書籍を開いたところ |
画像で構成されるコミックは4:3だと左右が切れる |
ただ、便利なのは書籍の場合だけ。同様に電子書籍で楽しむようになったコミックは、そもそも横幅のサイズが決まっているため、4:3の画面サイズではあまった横幅は単なる余白となって何も表示されません。まあ、ここが表示されるほうが画像比率おかしくなってしまうのでこれが正しい動作ですが、4:3のディスプレイを電子書籍で活かすならやはり書籍がオススメです。
ちなみに、4:3の表示で画面が崩れる場合、ホームボタンを長押しすることで画面の比率を16:9に変更することもできます。左右に黒い帯は入りますが、4:3表示に対応していないアプリで表示が崩れる場合はこの機能を使うと正しく表示できます。とはいえ、今のところ4:3で崩れるアプリにあまり遭遇していないので実際に使ったことのない機能ではありますが。
ホームボタン長押しで画面の比率を変更 | 同じ書籍を16:9で表示。左右に黒い帯が入る |