新しいiPadはテレビを見てもいい感じ
我が家ではテレビの重要度は高くなく、一応、地デジ化の流れに乗って、どうにか液晶テレビには買い換えましたが、チューナーは1つ、無線LANには非対応という非常に低価格・低スペックモデルです。スマートフォンとつなげて機能やサービスを検証しようというときには、ちゃんとできるかどうかで毎回ドキドキです。さらに、ブルーレイ・DVDレコーダーもありません。録画は外付けのハードディスクに。DVDを観るときは未だにプレステ2に頑張ってもらっています。
幸いにも、今のところ、どうにか仕事はこなしてくれているのですが、なぜか最近、家族がNHKで放映される映画をひんぱんに録画するようになりました。チューナーが1つだけなので、番組を録画していると他の番組を見られません。絶対に見たい番組がいつもあるわけではないのですが、なんとなく不便だし、これから絶対に見たい番組が出てこないとも限らない。そこで、以前入手したものの、ちょっと使っただけでしまい込んでいたSoftBank SELECTIONの「デジタルTVチューナー」を引っ張りだし、再び使うことにしました。
アプリの「デジタルTV(StationTV i)」はiOS 5.1に対応し、デジタルTVチューナーは第3世代の新しいiPadでも何も問題なく使えます。画質は多くのレビューで評価された通り非常によく、新しいiPadはHD画質で見られるので、さらに鮮明になっている印象。また、発売された当初はチャンネル切り替えに時間がかかり過ぎると感じていましたが、今回使ってみると、かなり短縮されていて、あまり気になりません。横置きして大画面で観ると本当にテレビそのものですし、縦画面にしてインターネットに接続し、Webサイトを表示させながらテレビを観るのも快適。しかも、ずーっと見ていても電池がそれほど減らないのですよ。さすがはiPadの大容量バッテリー。今は地デジだけ見られるようにしているのですが、BSのアンテナも分配してつなげたくなってきました。
「デジタルTVチューナー」はコンパクトサイズで軽い。ネジを使って壁に取り付けることも可能です(撮影のため、電源にはつながっていません) | 「STモード」にすると自宅のWi-Fiルーターでインターネットにつながり、テレビ画面とWebサイト画面を同時に表示する「ながら見モード」も楽しめます。ちなみに、横画面表示で画面キャプチャは撮れませんが、縦表示時は可能でした |
恐らく、プレステ2がDVDプレーヤーとしていよいよ使えなくなったときに、ブルーレイ・DVDレコーダーを購入するような気がします。一方で、注目のサブスクリプション型動画配信サービスが超マイナー映画も豊富に揃えてくれれば、それも必要ないかもしれないなあ、と思ったりもします。