au one Friends Noteとau oneアドレス帳を行ったり来たり

2012年2月15日 06:00
(房野麻子)

 普段、自分から電話をかけるところは限られており、スマートフォンを使うようになってからは、Googleの連絡先を利用するのが一番簡単だと思っているので、スマートフォンの電話帳機能にそれほどのこだわりはありません。ケータイのアドレス帳をスマホに取り込んだりTwitterやFacebookのアカウントを統合したりしたことで、アドレスが重複したり、お会いしたこともない方のTwitterアカウントだけ登録されたりしていますが、実生活ではそれほど問題になることもなく、整理しないとなあ、とは思いつつ放っておいています。

 ただ、先日「au one Friends Note」がバージョンアップされ、スマホのアドレス帳データをクラウド上にバックアップできるようになったということで、安全・安心のため利用することにしました。ところで私自身は、AndroidのアプリというとAndroid Marketだと思い込む癖がついてしまっているのですが、au one Friends Noteはau one Marketにアクセスしないとバージョンアップできません。そのことに気が付くまで少々時間がかかりましたが、無事バージョンアップに成功すると、au one Friends Noteのメニューにバックアップの項目が追加されます。

1月下旬のバージョンアップでau one Friends Noteにバックアップの機能が追加された自動同期をONにしておくと1日1回サーバーと同期する。手動同期やサーバー上の電話帳閲覧、ケータイ(au oneアドレス帳)からのインポートも可能

 その後、とある件でiPhoneにau端末のアドレス帳を移行することになりました。auではその作業を簡単に行えるように「アドレス移行」というiPhoneアプリを提供しており、ネット上のau oneアドレス帳から、そのアプリを使ってアドレスデータをiPhoneに簡単に取り込むことができます。しかも、このアプリはau one-IDさえあれば、iPod touchや機種変更後のSIMなしiPhoneでも使えます。

au oneアドレス帳のインポートメニューに「au one Friends Noteからインポート」ボタンを発見して一安心

 しかし、私はかつてケータイのアドレス帳バックアップにはmicroSDカードを利用し、au oneアドレス帳は活用しておりませんでした。なのでデータが何もありません。SDカードのリーダー/ライターが手元にない状態で、アドレス帳のデータをどうやってau oneアドレス帳に保存するか少々悩んだのですが、今度は比較的あっさりとインポートのメニューに「au one Friends Noteからインポート」のボタンを発見。au one Friends Noteでバックアップしていたスマホのアドレスデータをau oneアドレス帳にコピーすることができました。

 スマートフォンからケータイに戻る人は、そうそういないように思えますが、AndroidスマートフォンからiPhoneに移行する人は結構いると思われるので、この機能はあって当たり前だと後から納得したのですが、実際、助かりました。