「IS12T」のアカウント登録に一苦労

2011年10月7日 06:00
(石川温)

 IS12Tを使い始めて1カ月ちょっと。KDDIがかなり前倒して発売したこともあり(一説には、iPhone発売を控えていたからとにかく先に出したという話も)、ちょっとした不具合もあるようだ。たまにではあるが、サスペンド状態から復帰しないこともある。

 購入して直後にトラブったのが、「au apps」というキャリアが進めるアプリカテゴリーのメニューが全く出ないという点だった。かつて海外版のWindows Phone 7を使っていたので、「もしかしたら、アカウントが英語版で登録されてしまったのか?」と思い、新たにアカウントを作って登録してみたもののうまくいかず。jibeなど日本でしか入手できないアプリがあるだけに、なんとかアカウントを日本として登録したいけどさっぱりの状態だった。

 結局、KDDIの人に尋ねたところ「アカウントを登録したのち、Xboxメニューを起動すると、アカウントが日本として登録される」とのことだった。早速、言われた通りにやってみたら、みごとにOK。無事に「au apps」のメニューも表示された。

 そんななか、9月28日にはIS12T用のアップデータが公開された。KDDIのページによれば、以下の改善があるようだ。もしかするとアップデータがあれば、購入初期のトラブルにも見舞われなかったかも知れない。

・音楽を長時間再生した場合にIS12Tが再起動される場合がある。
・Marketplaceに「au apps」が表示されない場合がある。
・タッチパネルが正しく操作できない場合がある。

  アップデータを適用させるには、IS12Tをパソコンにつなぐ必要がある。約100MBのファイルをダウンロードする。更新時間は10分ほど。実際にやってみたが、簡単にアップデートできた。しかし、Androidだけでなく、今度はiPhoneもパソコンにつなぐことなく、アップデートできるようになるだけに、このあたりは改善してもらいたいところだ。

 とりあえず、アップデートしたIS12Tを使っているが、不具合が改善されたかどうかはもうちょっと使ってから判断してみたいと思う。