スピーディに撮影できる「MEDIAS」のカメラ
2011年5月17日 06:00(関口聖)
ケータイのカメラ機能は機種ごとに特徴があり、他機種との差別化ポイントになる部分だ。それは、スマートフォン普及期を迎えた現在も変わらない。「MEDIAS N-04C」にも当然、さまざまな機能が用意されているが、関口が気に入っている機能には“クイックショット”を挙げたい。
「MEDIAS」登場以前、NEC製のケータイ(従来型のフィーチャーフォン)には“瞬撮カメラ”と呼ばれる機能を搭載するものがあった。これは、カメラの起動~撮影~保存までをスピーディに処理できる機能のこと。いつも手にしているケータイを活かした機能であることは言うまでもない。
「MEDIAS」の約510万画素CMOSカメラは、“瞬撮”とは名乗っていないが、クイックショットと呼ばれる撮影モードが用意されている。使ってみると、確かに速い。“クイック”という名乗りは伊達じゃない。これで決定的瞬間を見逃さないぜ、と鼻息が荒くなりそうではあるが、まだ使い慣れていないためか、ピントが合う前にシャッターを切ってしまうこともある。このあたりのコツ(?)は、今後見つけていきたいところ。
ちなみにクイックショットモードでは、顔認識AFやシーン自動判別といった機能はオフになる。がっちり構えて撮影したいときはモードを変えて、ということになるが、モード切替はちょっと億劫に感じてしまう。クイックショットの手軽さ、スピーディさは、関口にとっては未体験だったのでしばらく使い続けたい機能だ。