PRISMOIDでチリに義援金を送る

2010年3月9日 11:00
(石野純也)

 ガンガンメール用端末としてフル活用しているだけに、PRISMOIDの待受画面を目にする機会は非常に多い。PRISMOIDは内蔵コンテンツまで一貫して深澤直人氏が手がけ、デフォルトのままでも端末の雰囲気と画面がマッチしている。しかし、購入から約2カ月弱。そろそろ別のものにしたくなってきた。

 そんな矢先に、KDDIから1通のニュースリリースが届いた。題名は「チリの震災被害に対する支援について」。2月27日にチリ中部で発生した地震による被災地支援のため、待受画像を用意し、その売上を全額日本赤十字社に寄付するというものだ。ケータイに限らず、支援のお金を送る方法はほかにもあるが、せっかくの機会なので利用してみることにした。

 用意されている待受画像は全部で5種類。静止画像が3つと、Flashが2つで、「LISMO」と「auワンちゃん」のどちらかが描かれている。コンテンツは「災害用伝言板」に置かれており、サイトへのアクセスとダウンロードに関してパケット代はかからない(課金を確認するページを除く)。ガンガンメール専用にしている筆者にもうれしい仕様だ。今回は525円の「LISMO2」を選択。LISMOのイメージカラーであるグリーンが基調の画像なだけに、同じグリーンのPRISMOIDにぴったりはまる。

 課金の手軽さは、ケータイの強みの1つと言われている。実際に利用してみて、寄付にもうってつけの仕組みだと感じた。このような取り組みを率先して行ったKDDIの姿勢は、高く評価したい。なお、義援金の受付は4月1日まで。多くのauユーザーが利用することを期待したい。