HT-03Aの「Androidらしい」お勧めアプリ5つ

2009年8月25日 11:00
(甲斐祐樹)

 日本初のAndroid搭載端末「HT-03A」が発売されて約1カ月半。数が少ないといわれていたAndroidマーケットのアプリも着実にその数が増えており、日本語のアプリも多く見られるようになりました。最近は日本語で検索してみたり、「こんな機能あるかな?」と適当に検索したりと、暇つぶしがてらにAndroidマーケットを見るのが楽しみになっています。

 そんな私が使っているアプリの中で、いかにもHT-03Aらしい特徴を持ったアプリを5つに絞ってご紹介。各アプリはAndroidマーケットで名前検索すれば手軽に試せると思いますので、HT-03Aをお持ちの方でご興味ある方はぜひお試しください。

■IMoNi

 iモードには、PCやスマートフォンでiモードメールを送受信できるWebメールサービス「iモード.net」がありますが、そのiモード.netをブラウザにアクセスすることなく端末からメールを送受信できるアプリ。iモード.net対応アプリはほかにもいくつかありますが、絵文字の送受信対応、受信メールを端末に保存しておく機能、メール送信後一定時間だけメール受信の頻度を上げるなど、利用者視点でかゆいところに手の届く仕様がとても心地よい。ドコモ回線を併用している人であれば必須といっていいアプリではないかと思います。

■OpenWnn フリック入力対応版

 iPhoneでおなじみ文字のフリック入力が可能になるアプリ。オムロンがオープンソースとして公開した日本語入力システム「OpenWnn」をフリック対応にして公開してしまうという、いかにもオープンソースなOSを搭載している端末らしいアプリです。

 同じフリック入力には「Simeji」というアプリもありますが、こちらは連絡データを引用する便利な機能などはあるものの、英文字はフリックではなくQWERTY入力になること、そして文字変換が推測のみであり、一定範囲を指定して変換することができないのがネックとなって、OpenWnnを使っています。一方でOpenWnnのほうはタッチの反応が敏感で、上下左右はともかくボタンを押すだけでいい「あ行」の文字が他にずれてしまうのが悩みですが。

■IM+Lite

 複数のIMアカウントを統合できるアプリ。これを使えばWindows Live メッセンジャーがAndroidで利用できます。便利なのはマルチタスク可能なAndroidらしく常駐できること。さらにスリープモードにすると電源節約のためにいったん切断するといった機能も便利。Windows Live以外にもAOLや米Yahoo!、AOL、Jabber、MySpace、Google Talkなども対応していますが、Google Talkは本体標準搭載だからあまり必要ないかもしれません。

■TwitterRide

 Twitterのクライアントアプリ。動作が軽いことや、一度に大量の投稿を表示でき、過去にも遡れるといったあたりがお気に入りです。これまた常駐して、自分への投稿やダイレクトメッセージだけを通知してくれる機能もあるので、Twitter経由で開催される飲み会やイベントの時には、電池の消耗を覚悟した上で通知機能をオンにしておくとなかなか便利です。

■Task Manager

 複数アプリを立ち上げられるだけに気になるのはメモリの消費。このTask Managerでは、起動しているアプリを選んで停止することができます。動作が緩慢になってきた場合、実は大量のアプリが同時に起動しているのを気がついていない可能性もあるので、これでこまめにチェックしてみるといいと思います。
imlite.pngtr.pngtm.png
左からIM+Lite、TwitterRide、Task Manager

 他にもQRコードや路線アプリ、天気アプリなど便利なものはたくさんあるため、一般的な携帯電話の機能はほぼそろえていて不満がなくなってきました。とはいえ、おサイフケータイなど通常の携帯電話でなければできない機能も多々あるため、結局は2台持ちの状況となっています。ただし、いろいろ工夫することで少なくとも金銭面の負担はだいぶ下がってきました。次回はその2台持ち時の料金を低くする方法などをご紹介したいと思います。