3種類で迷ったiida「G9」

2009年4月28日 11:00
(太田亮三)

 
 KDDIから発売された「iida」第一弾「G9」を購入した。夏以降の新モデルはまだ発表されていないものの、考えてみれば発表会が別立てで開催されたというのも、KDDIの気合いが伝わってくる。その発表会場にて実際に触れ、「これは手元に欲しい!」と感じてしまったG9を、発売日に購入した。

 3種類のボディカラーについては、それぞれ微妙にディテールが異なるため、迷う人も多いのではないだろうか。筆者は当初「black + green」と迷ったものの、シンプルでより長く使えそう、というちょっと保守的な理由を優先し、指紋の跡が目立ちにくい「titanium + silver」にしてみた。

 3種類のボディカラーにおいて、アルミ素材のキーの色以外で大きく異なるのは、ボディの外周をU字型に覆うステンレスフレームの処理。チタン化合物の薄膜コーティングが施されるのは共通だが、「titanium + silver」はつや消しで少し粒状感の残る仕上げとなり、これぞチタンといった風合いに仕上げられている。個人的にチタン製ケースの腕時計を使っていることもあり、ちょっとした親近感のようなものを感じて「titanium + silver」を選んでしまった、というのがもう一つの理由だったりする。思い返すと、かつて使っていた「INFOBAR」もボディにマグネシウム合金を採用していた。どうやら筆者は金属フレームに惹かれる習性のようだ。

 G9は、今後発表されると予想される、夏以降の新モデルと同じ時期に店頭に並ぶことになるだろう。ひとまず新モデルのラインナップを見てからG9を買うかどうか決めたい、という人もいるかもしれないので、いち早く手にしたユーザーとして、身近な視点で情報をお伝えしたい。