「ケータイメール村八分」を脱出すべくSH-04A購入!

2009年4月8日 11:00
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 デバイス、おもちゃとしてのケータイをこよなく愛す私だが、ケータイメールは大の苦手。パソコンでおなじみ、QWERTYキーボードの入力に慣れてしまうと、どうしても、ケータイ宛に来たメールの返事は遅れがち。もらってから2日、3日経つともう返事すること自体が面倒になって、そのまま放置してしまう。パソコンに疎い両親や親戚連中はみな、ケータイメールで連絡を取り合っているため、私は「ネットに詳しいくせにメールの返事も書けないとは何事か!」といつもお叱りを受けている。

 未だ愛用中のiPhoneも文字入力はイマイチだし、F-01Aも決して打ちにくいとか変換効率が悪いとか、そういうわけではないのだが、テンキー入力が苦手で手が伸びない。結局、ケータイでメールを送るなんて、週に2回あればいいほう。

 ゴチャゴチャ書いたが、要は、まともな文章書くには、なんつったってQWERTYキーボードなんである。

 キーボード派の私にとって、最近のスマートフォンブームは追い風だ。だが、おサイフケータイが手放せない私としては、オープンOSを使った世界標準のスマートフォンではなくて、日本式ケータイにQWERTYキーボードが付いた機種が欲しい。そうなるともう、必然と選ぶ端末は決まってくる。ドコモならばシャープのSH-04Aだ。

 買って使って、驚いた。

 SH-04AはQWERTYキーボードで文字入力、普通のケータイライクな操作はタッチパネルで、という折衷策を採っているのだがなかなかこれに慣れない。いや、正直にいってしまおう。買って3日目くらいまではストレスだらけだった。

 なにしろ、今まで日本式ケータイの操作を根底から支えてきたテンキーがなく、画面上のテンキーを押すのがなんとも心細い。一応断っておくが、これは私がタッチパネルに慣れていないからではない。すでにiPhoneは半年以上使い倒している。戸惑うのは、サービスから端末のインターフェイスまで、すべてがタッチパネル前提で作られたiPhoneとは違って、テンキー前提のサービスがほとんどのiモードコンテンツをSH-04Aで使うのは、けっこうツラい。iアプリは特に顕著で、ついついアプリの中のインターフェイスにタッチしてしまう。が、もちろん反応しない。矢印キー、決定キーに見立てたタッチパネルで操作しなければならない。

 ストレスだらけという、波乱の船出を迎えてから1週間、今、確実に潮目が変わりつつある。いや、潮目が変わるどころか、「これ最高かも」と思い始めている。そのカギはやはり、キーボードだ。

 次回は入力周りをもっと突っ込んで紹介したい。