8メガCCD、愉快なギミック、防水......どれが良い?
ソニー・エリクソンでは2004年より「辞書クリエイター」という機能を提供しておりまして、「SO906i」への辞書追加も非常にラクチンであって、ここはソニー・エリクソンならではの機能であって、ドコモユーザーの関口は次の秋冬モデルでもソニー・エリクソン端末を......と思っていたら、ドコモの新機種群には、その姿が、なかった。
ないものを嘆いても仕方ない。他のメーカーで魅力的な機種はきっとあるはずと、ドコモ・ソフトバンク・ウィルコムの新機種発表会を取材しながら、心の片隅でひっそり思っていた。
まずグッときたのは、ソフトバンクの「931SH」だ。先日公開した「けーたいお題部屋」でも「931SHが変態スペック過ぎます」というナイスコメントをいただき、やはりハーフXGAで3.8インチという液晶ディスプレイだけでも、驚きのあまり笑ってしまうほどのスペック。その他諸々の機能もあわせて、世界に、いや宇宙に誇れるケータイだと思う。しかも思った以上にサクサクと操作できて、タッチパネルの反応も良い感じ。ハイエンドモデルを追求する人には、これ以上ないモデルかもしれない。そして同じくソフトバンクのシャープ製端末である「930SH」の8メガCCDカメラも私の物欲にクリティカルヒット。ハイスペックなカメラを搭載しながらフツーのケータイっぽく仕上げてあり、「ふと買ってみたら、ナニコレ、いろいろとすごくないすか?」という驚きを味わえるケータイだ。
ウィルコム端末の中では、「法人ユーザー向けの機種」と位置付けられたストレート型端末「WX330J」が良い感じ。発表会でも関係者の方に「これ、ピンクとかあったらいいっすね」と思わず呟いてしまったほどで、法人だけに限定するのはもったいない。最新サービスである「ウィルコムガジェット」などに対応していないのは寂しいけれど、スリムなストレート防水という点は、他ではあまり見かけないポイント。
そしてドコモの新機種群で外観にグッときたのは、amadanaケータイの「N-04A」。また「P-02A」を目にしたときは、三菱製のFOMA端末に近づけた印象で、素直に驚いた。
そして、ソフトバンクの「930SH」と同じ、8メガCCDカメラ搭載モデルがドコモでも発表されたことは見逃せないトピックの1つ。サイクロイドのAQUOSケータイ「SH-01A」か、回転2軸の「SH-03A」か。はてさてどちらにしようか。また、愉快なギミックを搭載した「N-01A」や「P-01A」も使ってみたい機種だ。悩みがいがありすぎて、いっそのこと「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」と指さしで決め......いやいやいや、ちゃんと考えてガツンと決めますハイ。