みんなのケータイ

部屋から4キャリア電測してみたくなって、インバウンド用eSIMに手を出してみたんだが。

 海外旅行に行くとき、eSIMを買う機会はまだ結構あるわけですが、最近気になるのが「複数のキャリアを使えるeSIMが多いな」ということ。中国ならチャイナモバイルとチャイナテレコム、韓国ならSKテレコムとKT、といった具合です。

 ……ということは、日本に来る外国人向けにも複数キャリア対応のeSIMがあるんじゃないか? 調べてみたら、ありました!

 「日本国内 ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイル」

 なんと4キャリアの名前が並ぶ商品まであるじゃないですか!

 ってことはですよ。これをスマホに入れて接続先を切り替えれば、自分の部屋で、同じ端末・同じ条件で4キャリアのの電波状況の測定(電測)ができるのでは? どこが一番電波が強いかわかっちゃうじゃないですか! うはw、画期的!

 ということで早速、旅行予約サイト「KKday」でeSIMを購入してみました。海外在住者の一時帰国などを想定した商品で、香港のHutchison Telecommunicationsによるデータローミング方式です。日本在住者にとって日常使いでのメリット(通信速度やコスト面など)はあまりなさそうですが、今回の目的は電測ですからね。

 実は筆者の自宅、特に仕事部屋周辺はドコモがほぼ電波の届かない不感地帯。キッチンにLTEレピーター(電波中継器)を置いているので通話とSMSはなんとかなるものの、auと楽天モバイルも「どうにか入るかな」というレベル。こんな場所で、いったいどの電波をつかむのか。

 eSIMをインストールして自動選択のままにすると……画面には「Rakuten」の文字が。

 ぬぅ。楽天が一番よく入るのか? いや、ここは「Network Cell Info Lite」あたりで電波強度を確認しなければ!

 そもそも、接続先は何を基準に選ばれるんでしょうね。電波の強さだけで決まるのか? だったら手動で切り替えて調べてみたい。

 AndroidのSIM設定から「ネットワークを選択」を開いてみると、ずらっと候補が表示されました。

 「Rakuten 4G」「KDDI 4G(禁止)」「440 52 4G」「440 54 4G」「KDDI 4G」「JP DOCOMO 4G」……などなど。

 おお、いるいる! なんか、妙に「(禁止)」もいっぱいいるが……ここから禁止じゃない、KDDIを選べば、auの電波を測れるんじゃないか?

 ……ところが、しばらく待つと「接続できませんでした」。SoftBankを選んでも同じ。44052や44054(これもKDDIのネットワーク識別番号らしい)もダメ。

 唯一、手動で接続を確認できたのは「Rakuten」でした。表示も「Rakuten」に変わります。

 あれれ。「4キャリア対応」って、どういう意味なんだろう?

 どうも、画面にネットワーク名が見えていることと、そのeSIMで実際に接続できることは別の話のようです。海外ローミングでは、契約先との接続条件なども関係するので、単純に電波が強い回線へ自由に切り替えられるとは限らないわけですね。

 ということは、最初に思いついた「1枚のeSIMで4キャリアを横並び電測!」という作戦、そう簡単ではないのかも。

 今回つながらなかったのが電波の問題なのか、eSIMの接続条件なのか、それとも端末側の問題なのか。結局、原因はわからずじまいです。

 ほかの販売業者にも似たようなeSIMがあるので、2業者目に手を出してみようか、ただいま思案中なのであります。